観覧車を見に行く-その4-

模型店で買い物したのはコチラ。スムースイット用べーピングテープはKATOや天賞堂でここ1年ほど見かけなかったので助かりました。

そのほかにNJインターナショナルの小型信号機がかなり良さげだったので店頭在庫3個共購入。

愛想のいい店員さんでピンバッチくれました。終始ニコニコしていてゆっくりしゃべってくれたので買い物は思い通りに出来ましたが、アメリカ人の英語は発音がキレイですね。まぁ、ガッツリしゃべられると全然分かりませんが(^^;
ハンブロールがあれば欲しかったのですが、取り扱ってないということで残念でした。

買い物を終えタクシー拾える場所を聞きましたが、「ふぉーふぉーっ」ッと笑って「タクシーはこの辺に居ないから呼んであげるよ」と。ロサンゼルスでは流しタクシーは無く、『ホテルかレストランで呼ぶしか無い』とガイドブックにあったのですが、模型店で呼んでくれるとは思いませんでした。
次に行くのはエキスポラインの現在の終点カルバーシティー駅です。サンタモニカまで延伸されるとただの中間駅になってしまいます。カルバーシティー駅へは模型店からタクシーでチップ込み$12でした。
ホームへ上がると何とも言えない終点の景色が広がっています。

おそらく工事用車両が通過しやすいようにこのような形状になっていると思われます。過走を考慮しない形態がすごく新鮮でした。
車止めは車輪止めのような形状です。

完全に停止信号です。この後、メトロブルーラインとレッドラインを乗り継ぎ、ユニオンステーションへ向かいメトロリンクへ乗ってみます。

駅はどう、って事の無い作りです。

ユニオンステーションのメトロリンク有人窓口は長蛇の列なので券売機で乗車券を購入します。JR線もそうですが、みどりの窓口は混んでいるのに、長距離券売機はガラガラというのをよく見かけますが、コレは移動に対する不安がどこの国も一緒と言うことでしょうか。

アムトラックとメトロリンクの乗車券が購入出来ます。

アルファベット順に駅名を選択し、今回の目的エルモント駅を選択します。

片道、往復など乗車券の種類を選びます。時刻検索機能があり、この券売機で事が足ります。

ホームへ上がるとアムトラックの車両が停車中。あのアムトラックとはお財布の出所が違うため、塗装も落ち着いた感じで標記もアムトラックカリフォルニアとなっています。

ずらりと並んだメトロリンクの車両で、ロサンゼルス近郊の通勤区間を担当しています。とはいえメトロリンクはよくわからないですが、興味がある方は調べてください(^^;

通勤区間と言っても1日を通して1時間ヘッドという有り様で乗り遅れると大変です。駅員さんにエルモントへ行く列車を聞くと「セブンティーン」と聞こえて17番線を探すも、14番線までしか有りません。別の駅員さんに聞くと「セブンエィ」っと言ってました。7A番線という事でした。ドイツのように1つの番線をABと区切っているようです。手前がB、奥がA乗り場です。

客車がディスクブレーキです!
オール2階建てで自転車も積めます。

1階座席で集団離反シートになっています。

ゴツイ出入口と入って右側がトイレです。トイレマニアとしては中に入るの忘れてしまいました。ピクトグラムは日本と一緒でわかりやすいです。

座席幅はちょっとキツ目です。全て自由席でしてせっかくなので2階席へ。

定刻に出発。出発して程なく貨物線を直角クロスで横切ります。

時間の都合で2駅しか乗車出来ませんでしたが、ココまでで約30分、エルモント駅に到着です。

改札口はありませんが、券売機は左の屋根の下に2台あります。ユニオンステーションも改札口はありませんが、階段を上ったところに駅員さんがいて、切符の所持を確認しています。ここも踏切の横に駅員さんがいます。

エルモント駅を出発するメトロリンクはコチラをご覧ください。
15分ほどで来る反対列車に乗りユニオンステーションへ戻りますが、10分延でやってきました。そして、帰りは45分かけて戻ります。単線のため信号場で交換待ちがありそのままの遅延で17時過ぎにユニオンステーションへ到着。

何とも言えない機関車のゴツイ台車です。

日没後は外出を控えたいので、宿のあるリトルトーキョーへ戻ります。リトルトーキョーは日本人街というかリトル東京です。ヤマザキのパン屋さんです。

日本食屋に入り、ビーフステーキの和食セットを注文しました。美味しかったですが、ブロッコリーが多すぎ。店内には日本人客も2組いて味噌汁の蓮華付いてないのに私には付いてました・・・また中国人に間違えられたか。

-つづく-

観覧車を見に行く-その3-

宿はリトルトーキョーに取りココを拠点に動きます。早朝から出たかったのですが、2日目は霧がすごい朝でした。
ヘッポコ工場長は松屋、てんや以外でまともな好きな食べ物が「パイ」でして、ロサンゼルスで有名というパイ屋さんがホテル近くにあるのをガイドブックで読み、7時開店のお店へ7時10分にいきました。開店直後で既にOLさんが2人いました。「パイホール」と言うお店。

メープルパイとコーヒーを頼みました。コーヒーは小さいのを頼みたかったのですが1種類しか無く・・・スマホよりデカイです。ただ、パイはウマウマでした。
お店はどんどんお客さんが入ってきます。さすが人気店。
朝食がパイなんて小洒落た事をして、アメリカを気取りリトルトーキョーの停留所からメトロに乗ります。

この日もメトロを沢山乗るので、1日乗車券を購入。昨日のTAPカードへ書き込みを行います。右上のメトロデイパスが1日乗車券です。

メトロで移動した後、ほど近い貨物ターミナルで写真を撮ろうとウロウロしてカメラを出した瞬間、警備員がやってきて大きな声でなにやら言ってました。遠くからでしたがとにかく「撮っちゃダメ」というのが空気でわかりました。と、言うわけで貨物基地の写真はありません。監視カメラが沢山あり監視されていたわけですね。
ヤマシタさん曰く9.11以降は貨物列車自体の撮影が厳しいようです。やがて金網越しでのやりとりとなりましたが、アメリカさまですからゴネて打たれたら身も蓋もないので立ち去りました。
再びユニオンステーションへ戻ります。こちらは西口で、ココからバスで観覧車のあるサンタモニカに向かいます。
コレがバス停ですが、かなりわかりにくいです。ココから三角マークのビッグブルーバスというのに乗ります。サンタモニカまでは25キロほどありますが、運賃は急行バスで$2です。

コレがビッグブルーバスで前面の銀色のバンパーみたいなところを引き出すと自転車を積める構造です。

ビッグブルーバスの車内です。この後止まるたびに乗客が増えていき、やがて満室となります。

降車ボタンは無く、降りる時この黄色い紐を引っ張ると、「ストップリクエスト」っと放送が流れます。

朝ラッシュの渋滞もあり約50分で到着。ココはサンタモニカのショッピングモールですが、平日の朝はガラガラです。トイレだけ借りによりました。

サンタモニカピアの遊園地へ向かいます。

ストラクチャー観察には最高の曇りです。ッというか、霧がまだ残っている感じです。

真っ先に観覧車へ。オープンタイプのゴンドラです。でもよく見るとファーラーの丸に対して八角形で有ることが分かりました。とにもかくにもこのオープンタイプのゴンドラはおそらく法律の関係か何かで、日本には無いような気がします。

ゴンドラには番号が振ってあります。こういうのはインレタでさりげなく入れたいです。しかし、落っこちそうで怖いですが、アクリル越しでない分景色がよく見えそうです。

前日は立ってみている女性が居ました。

基礎付近も観察。

乗り場や制御盤も重要な小物です。

ファーラーのHOではこんなジェットコースターも出ていたはずです。

遊園地の全景。この日1月第3月曜日はハッピーマンデーで、マーティンルーサーキング牧師の記念日になり、アメリカでは祝日になっていました。つまり3連休な訳でして、サンタモニカピアは結構賑わっていました。
キング牧師は、最近綾野剛の転職会社のCMでスピーチが流れているアレです。

こんな遊園地作ってみたいです。

コチラは切符売り場ですが、この日はお休みのようです。

食べ物屋さんも重要な施設です。

サンタモニカピアを一通り見た後、メトロの延伸工事を見に行きます。メトロエキスポラインが現在サンタモニカまで延伸工事たけなわです。サンタモニカはクルマかバスでしか行けない場所でしたが、鉄道が開通するともっと賑やかになると思います。
来た時とは違うビッグブルーバスに乗りセプルベターと言うとこまで行きます。よくわからないので、バスの運転手さんにそこへ行くか聞くと「ふふんぅ」ッという素っ気ない返事。15分程で無事に到着。日本では認められない踏切の新設工事が行われていました。

アメリカンな軌陸車が架線工事中です。

奥にも何か居ますが、ご覧の通り両側がフェンスで近づいても見ることができません。

ちなみに、コチラは上空から見たサンタモニカ付近の終着駅。

大規模な車両基地も建設中です。

ココでお昼となりまして、近くの通り沿いにあるハンバーガーショップへ。大きさが気になり恐る恐る入りましたが・・・

全然行けるサイズです。ッというかアメリカ人にとっては小さいのでは無いのでしょうか。飲み物のサイズを聞きましたがオンスで言われても分からず、モジモジしているとカップを出してくれました。当然Sサイズ。

腹ごしらえが済み、今度はカルバーシティーバスというバスで模型屋さんに移動します。約12分おきで難なく乗れます。
丁度、移動制約者の方が乗車するところでしたが、運ちゃんが運転席に座ったままでボタンを操作し、スロープがバタンと出てきてスムースに乗車。スマートさと手際の良さに驚きました。移動制約者への対応は日本よりかなり進んでいる感じです。

15分程で模型屋さんの近くに到着。ALLIED MODEL TRAINSと言うお店です。赤い服で恰幅の良い方が店員さんです。

-つづく-

観覧車を見に行く-その2-

トーランス空港からヘリ会社の送迎で大体の方は、ホテルとか観光地へ向かいますが、ヘッポコ工場長がリクエストしたのは辺鄙なメトロ終着駅レドンドビーチ駅です。

高架橋のこのブッツリ感がなんともたまりません。

平行して高架脇に貨物線の線路があります。

券売機で切符を購入しますが、TAPカードというICカードを$1で購入し、そこに片道乗車券とか1日乗車券や定期券を選んで購入してTAPカードに書き込むと言うイメージです。

ワクワクしながらホームへ上がると、ブッツリとした高架橋と車止めがありました。

列車がやってきました。メトロは2両固定が基本で2+2あるいは2+2+2でやってきます。

車内は2両でそれぞれの車両の運転席側を向くような座席配置になっています。座席はプラスチックにモケットを張っただけで結構痛いです。

運転台が来るところのホームはこのような旅客防護設備があります。

今まで乗ってきたのはグリーンラインと呼ばれる線で、ホテルのあるダウンタウンへは3回乗り換えがあります。最初の乗換駅ウィローブルーク駅ですが、ガイドブックによると「この辺は治安が悪い地域だが、昼間メトロに乗っている分には問題無い」とのことで安心して乗っていましたが、駅前がかなり騒々しかったです。

SHERIFFとあったので保安官のようですが、よく見るとメトロのマークが付いてます。奥の人が保安官ですが、黒い制服ではないです。

駅前の踏切ですが、遮断機が無く自分で門を開けて通るタイプです。

踏切入り口には警備員が立っています。ココからブルーラインに乗ります。

途中駅でBNSFのロゴが付いた貨車が止まっていたため、途中下車します。

奥にカマがいました。しかし、この辺は治安が良くないので近づくことは断念し、次の列車で乗換駅を目指します。

2回目の乗換駅メトロ7thストリート駅です。ホームで列車を撮っていた時は何も言われなかったのですが、トンネル内へカメラを向けたら警備員が「ノーノーノー」って言ってきました。トンネル内は撮影が厳しいみたいです。まぁ、翌日はもっと怒られましたが・・・

コチラが2回目の乗り換えで乗るレッドラインです。このアングルで撮るときは何も言われませんでした。

ダウンタウンのユニオンステーションに到着しました。ココからはアムトラックも出ています。

いやぁ、デカイ!

3回目の乗り換えでゴールドラインに乗り換え、宿の最寄り駅へ向かいます。

家1軒当たりの大きさに驚いてましたが、列車もデカイ。アメリカはスケールが違うと良く聞きますが、目の当たりにして鼻息が荒くなるばかりです。
-つづく-