設計思想

またまた放置中だった信号機ですが、基板の製作を久々にすすめま
した。LEDの現示は自作のものでやってましたが、実際にトミックスの
信号機で点灯させようとばらしてみました。
が、3現示の信号機も4現示の信号機も端子数が4個です。
ハテ・・・??
端子を探っていくと、トミックスの信号機は+側から選別するのではな
く-側で選別している事が分かりました。
以前の信号機回路は+側選択の設計思想でしたので、回路を全く逆
にしなければならない事態が発生してしまいました。
慌てて回路図引き直して、試作2号機が完成です。
全体
▲右下が当初の試作基板
当初の設計はICから出力する電流でLEDを点灯させる方式でしたが、
トミックスの信号機はシンク電流というICに流れ込む電流でLEDを点
灯させてます。実際にはこのやり方の方が多く電流を流せるので、当
初のヘッポコ設計が根本的に間違っていました(-_-;
配置
▲コッチのやり方の方が部品数が少なくなりました
気を取り直して早速試作2号機に取りかかり、何とか完成です。まだ
信号機1機分しか完成していないため、青か赤しか点灯出来ません。
進行現示
▲列車が線路上にいない時は「進行現示」
停止現示
▲列車が信号機の防護する閉そく上に入ると「停止現示」
とりあえず、ICとロジック回路は合っていたので、一安心です。次は4
現示用の回路試作を行います。

信号機

信号機回路完成です~ぅ♪
電車が軌道回路を踏むと赤になり抜けると先の閉そくから条件をもらっ
て順に黄→緑になります。
お見せするにはあと最低2回路は製作しなければなりません。
最終的には現示回路を追加したらICが3つ増えました。
sig003
▲列車が2閉そく先までいない状態を再現
で、信号機はトミーの信号機の信号柱部分だけをASSYで取り寄せても
らいまして、それにこの回路を接続させます。
sig004
▲裏側はごらんの通り(汗)
ちなみに、回路図ですが・・・下の写真の様なひらめきメモしか有りま
せん。コンデンサーとかは記入してないですし・・・
sig005
回路構成としては、ギャップで切った閉そく区間にモーターやヘッドラ
イト、室内灯を搭載した車両が入ってきてその電圧降下を検知します。
それをフォトカプラーで分離させて信号機回路に飛ばして列車が「こ
こにいる」を順次後方の軌道回路へ条件を渡して行く仕組みです。
なので、テール付きの車掌車が無い貨車が何両もあると先頭の機関車
しか検知しないため現示が不自然になります。貨車の最後部に抵抗を
いれておこうかな、っと思ってます。
明日からはまた工場長に戻ります(^^)

信号機を取り付けるぞ~

モジュールに信号機を設置するため、ヘッポコは信号区長も兼任する
ことなりました。
本当はモジュールにDCCを組み込んで遊びたいのですが、車両工作
がヘッポコなので全ての車両にデコーダを入れる自信が無いんです。
でも、モジュール内では2~3列車は走らせたいな♪っと。
で、地上信号機をつけて信号機の後方区間の送電を絶てば可能かなっ
と思ったのが金曜日。土曜日に回路を考えて、日曜日にアキバへ部品
買い出しに行きました。昨日と今日でなんとか形になった・・・ハズ。
とりあえず、線路ギャップを切りその区間内に列車がいれば赤になる
回路は成功でした。後はICの組み合わせで3現示~5現示までなん
とでもなります♪
手前みそですが、売っている信号機と違い、実物同様その区間に列車
がいる限り検知し続けるのがこの信号機の特徴です。
sig001
▲右は早速飛ばしてしまい昇天されたIC君です
フルロジックのつもりでしたが、レール電流をコントロールするので
その部分だけはリレーを使うことにしました。
sig002
▲試作品なのでかなり汚い基盤です
そのうち、ビデオに撮って動画でお見せしたいと思います。