映画「窓ぎわのトットちゃん」を自由が丘目線で見てきた

東宝の配給で昨年12月8日から封切となった映画「窓ぎわのトットちゃん」を見に行ってきました。原作は30年以上前に書籍で読んでいますが、コレがアニメ映画になるとは思っていませんでした。
映画の内容はほぼ原作と同じなのでネタバレ云々はないと思いますが、自由が丘1丁目29番地区再開発事業の仮囲いに原画が印刷されているので併せて見に行ってきました。

トットちゃんが通ったトモエ学園入口の原画も描かれています。トモエ学園は木造国電の廃車体を校舎として利用していたため、今もあったらとても興味深いものになっていたと思います。

トモエ学園の跡地は長らくピーコックストアの平場駐車場になっていましたが、その後立体化され、現在は更にデュ・アオーネという商業施設に生まれ変わりました。ココの角地左側がトモエ学園の入口側です。

戦災により焼失した後、戦後にトモエ学園は幼稚園として再開しましたが、15年ほどで閉園して駐車場になってしまいました。ヘッポコ工場長も幼稚園の頃この辺を通ると建物の基礎跡があり、「何があったのだろう?」と子供ながら疑問に思っていました。盛土の横には防空壕の様なものもあった記憶があります。

トットちゃんが何度となく出てくる自由が丘駅駅舎の原画で、当時は自由ヶ丘で「ケ」の字でした。駅の改良工事が行われるまで南口はなく、大井町線、東横線共に島ホームの1面2線で、大井町線へは構内踏切を渡る構造になってました。

今の時代でパーティーの案内状や地図などで「自由ヶ丘」となっていると、作ったのが地元の人ではないなぁってすぐに分かってしまいす。

駅舎があった場所は現在東急自由が丘ビル、旧自由が丘東急プラザビルの場所です。この辺が駅舎への出入口で、今は駅設備としては何もない場所です。

この赤丸付近が駅本屋入口でした。現在の留置線は当時自由ヶ丘検車区となっており、検車庫もある大きな車庫でした。この写真ではその面影が残る配線が見て取れます。

この三菱UFJ銀行の奥が駅本屋で現在は、副支店長が座っているあたりがかつての本屋改札になります。

1959年に竣工した駅改良工事後に東急プラザとしてオープンているため、すでに築60年以上の建物です。最上階にはレストランが入っていて、週末に両親に食事に連れて行ってもらった記憶があります。今もレストランはあるのでしょうか。

現在の駅舎は盛土区間を取っ払って1959年に完成したものです。

劇中のカットを見るとトットちゃんはこの道路を通っていたようです。制作協力に自由が丘商店街振興組合が入っていたため、当時の商店街再現はかなり高いものになっています。この狭い道路を東急バスが通っていて、狭隘バスファンにはなかなかなものと思います。

戦争が激しくなり井原食堂の前で「おなか空いたよ~」っと泣くシーンがありましたが、写真真ん中にある植え込み右側が井原食堂のあった場所です。

田園調布教会も現存して多摩川駅からよく見えます。

劇中ではモハ510形が軽快に走っているシーンなどもありとても見ていて面白かったです。車内の様子もよく描写されていまして、おそらくココをロケハンしたと思います。

トットちゃんのお父さんは新交響楽団(N響の前進)でコンサートマスターを務めたバイオリニストで、大人になったトットちゃんは奥沢にあったバイオリン製作者の元にたまに遊びに来ていたようです。ヘッポコ工場長もそのお宅へよく遊びに行っていたの思いだします。

今回の配給元である東宝は阪急グループで、東急系列であった東映の配給でやってもらいたかった気もします。
原作通りのイメージで見られる映画で、面白いので見に行ってください。

2023年初冬の宮崎【中編】

小雨の中沖合からの出発です。

雨が降っているので写真はあまり撮れませんでした。

フライト中、ずっと揺れていて上空に上がっても天気は悪かったです。

1時間ちょっとで宮崎ブーゲンビリア空港に到着です。宮崎はものすごく天気がいいです。

約1年ぶりの宮崎です。前回は修行だったためとんぼ返りでしたが、今回は1泊します。

まず最初にやってきたのは日南線の小内海駅です。

海に沿いの崖に面した無人駅です。

最近斜面の土木工事と合わせてきれいになりました。

模型にするにはちょっとアレな駅です。

目の前に海鮮のお店があるので入ることにします。

牡蠣もおいしそうだったので併せて注文します。

続いて向かったのは子供の国駅です。

日南線の子供の国駅です。

神奈川県のこどもの国駅も単線ですが、コチラも単線です。

昔は有人駅だったようですが、現在は無人駅になっています。

本日の宿、定宿のシェラトンに到着です。ココは宮崎フェニックスシーガイヤオーシャンリゾートというリゾート施設の中核を担うホテルになっています。

シェラトングランデオーシャンリゾートとなっています。

部屋はアップグレードしてもらいかなり広い部屋になっていました。

ちょうど夕暮れとなっています。

到着の疲れをいやすため、ラウンジでお茶をいただきます。

ラウンジは最上階にあり、ものすごく開放感があります。

宮崎の海を見渡せます。

横浜の様なドーナッツはなく、ちょっとしたスナック菓子があるだけでした。

-つづく-

2023年晩秋のドイツへ【その17・フランクフルト市内散策】

朝食はクラブラウンジで6時半からの営業です。6時半に朝食会場へ向かいます。

昨夜と同じくメンバーラウンジでいただきます。入口には昨夜はなかったフルーツなどが置かれていました。持って帰れるのでしょうか?

奥のキッチンへ行きます。昨日は中央のテーブルが縦向きでしたが、今朝は横向きでした。中央のテーブルはパンがずらりと並んでいます。

朝はパンの種類がたくさんあります。ホントどこのホテルもパンの種類が多いです。ゴハンを出すところでも五穀米と玄米などがありますが、種類を多くすると炊くのも大変そうです。

温野菜は大好きなので嬉しいです。

あとはポテトがあれば最高の食事です。

ブレッドプリン、いわゆるパンのプリンがありました。烏麦の実などを振りかけて食べますが、今回は遠慮しました。

1回目は軽めにいただき3回お代わりしました。

デザートはドーナッツとマフィンにしました。ドーナッツは3種類あるので全部いただきます。

朝食を終え、部屋へ戻ると外が明るくなってきました。最終日の今日は晴れるようです。

フランクフルト中央駅そばの車庫も見えます。

結構デカい車庫です。駅からは2キロくらいつながっていると思います。

ホテルの真下には路面電車が走っており、ループ線が見えました。

16時のチェックアウトまで時間があるため、市内を散策してみます。ホテルの真下の路面電車でも中央駅まで行けます。

フランクフルト中央駅で列車を見たりします。

コレはKATOから出ているやつでしたっけ?

連結器カバーが開いたままのICE4がいましたが、分割した際閉め忘れたのでしょうか。色々みていると模型が欲しくなってきてしまいます。ICE1、2はすっかり数が減ってしまったようです。

1日乗車券を購入したので空港まで行ってみることにします。地上ホームでは40分間隔くらいになるので、地下ホームへ行きSバーンで行ってみることにします。

やってきた列車は9両編成?の長い編成だったようで車内はガラガラでした。

フランクフルト国際空港はかなりデカいので、入口付近で戻ることにします。ポルシェのグッズを売っているお店がありました。

20分ほど空港をうろついた後、Sバーンで中央駅へ戻ることにします。

腹が減ったので1週間前にも来たエキナカのお店でカレーソーセージをいただきます。

再び駅で色々列車を見てからホテルへ戻ります。このIC客車模型でほしいです。

ホテルへ戻ります。この先日本へ着くのが18時間後になるのでシャワーなどを浴びて、1時間ほど昼寝をしてチェックアウトします。

ホテルはビジネス街の展示場前にあるためタクシーがたくさん止まっていました。空港まではタクシーに乗らず列車で移動します。

  -つづく-