奥沢駅改良工事【その14】

前回のレポートはコチラ

奥沢駅の待避線が供用開始となり、旧ホームの撤去状況を見に行ってきました。

ホームを残しながら施工だったため、本線と副本線の間隔はかなり広くとらなければならない状況です。30年後くらいに「なんで奥沢の2,3番線の間はひろいんだろう?」っと疑問に思う若者が出てくるかもしれません。

ホームスラブの撤去が始まっています。

ココは本設のホームだったため支柱は亜鉛メッキのしっかりしたH形鋼材が使用されています。

起点方はホームスラブが撤去され、支柱と桁だけになっています。

コレだけだと春日野道駅もビックリの狭小ホームです。

はやり線路間隔は広いです。

現在目黒線は6両編成と8両編成の混在運用のため、6両編成がやって来ると東横線のよう開くところと開かないところが出てきます。

残るは駅ビルの工事のみとなってきました。

奥沢駅改良工事【その13】

いよいよ待避線が3月13日のダイヤ改正より供用開始です。前回のレポートはコチラ

上り待避線

供用開始となりました。従来の3番線は行き止まりでココ出庫用もしくは入庫用の線路でしたが、今回の目玉工事、通り抜けできる待避線となりました。

分岐器通過のため進入速度は若干低くなります。従来急行待避は武蔵小山のみで、目黒線終点の手前でチョロッと抜くだけだったので、日吉以遠の旅客にはさほど有り難みが無かったですが、コレで田園調布以遠の旅客に対しても速達性が出てきます。

連絡通路は当然撤去されていますが、旧ホームはまだ残っていてます。

この景色は今だけです。

この後は本屋駅ビル工事が残っています。

奥沢駅改良工事【その12】

いよいよ待避線が3月から使用開始です。その前に今週末より跨線橋が供用開始となります。前回のレポートはコチラ

奥沢駅改良工事

A口駅舎

ついに完成しました。っというかなんとなくあっという間でした。

何となく池上駅に似ているのは気のせいでしょうか。跨線橋へ続く階段は当然改札外にあります。大昔の改札からは想像出来ないです。

旧駅舎へ続く仮設通路と仮設駅舎はすでに解体されていました。

本屋口

コチラは特に代わり映えしていませんが、階段部分の仮囲いが取れました。

養生ネットも取れています。ガラス壁が途中までしか無く、開放感があります。

跨線橋

コチラもあっという間に完成したという感じです。ガラス張り明るい感じが下からもうかがえます。

階段と奥にエレベータがあります。

開放感がありますが、ちょっと風の強い雨の日は雨が吹き込みそうです。ココは近くにある東急のビルによるビル風が強い地域なのでちょっと心配です。

屋根上の観察は出来そうです。奥には富士山が見えるかもしれません。

本屋に続く階段からは駅前広場がみえます。

各階テナントの入口は仮設扉となっており中は伺えません。

上りホーム工事状況

軌道、架線も繋がり準備万端という感じです。保線屋さんが最終軌道調整を行っています。

上りホームは高圧放水で清掃中でした。

新3番線のもすでに設置されており、ホームドアを通って更にホームに向かう構造は今だけです。

ホームドアを裏側からじっくり観察できる機会は通常ありません。

出庫用と思われる停止位置目標がありましたが、当面平行運用となる6両と8両の停止位置がありました。

2番線は明日以降乗降場としては存在せず、上り本線をさす番線になります。

2番線お疲れ様でした。いよいよ明日のダイヤ改正で新3番線が使用開始となります。