2021初冬名古屋へ【その4】

尾西線の佐屋駅に到着です。2面3線で行き止まりの折返線がある駅でした。乗車してきた列車は折り返し、普通吉良吉田行きのロングラン列車になりました。

やぐらの車止めになっています。過走防護用の地上子がスゴイです。

駅には構内踏切がありました。

上屋は2両分位しかなく雰囲気は良いです。朝のラッシュもさほど混まないのでしょうか。

改札周りと駅務室は別棟になっています。ココはコインパーキングの中に駅舎があります。

佐屋駅から先は単線になり、合流箇所はスプリングポイントで構成されています。

観察を終え、やってきた弥富行きに乗車します。

名鉄の模型が欲しくなります。

2駅で終点弥富駅に到着です。JR関西線との接続駅です。JRとの共同ホームで、名鉄側は1線だけの棒線駅です。

砂利盛りの車止めでした。

JR側は中線で待避が出来る大きな駅です。

ココから313系2両編成のJR・関西線に乗車し名古屋駅までワープします。この区間は単線で対向列車が遅れていたためコチラの上り列車も遅れたまま停車しています。

5分ほど遅れて出発です。出発時は座席が軽く埋まる感じでした。

2両編成のせいか名古屋に到着時はご覧の通り。15分ほどで名古屋駅に到着しました。

-つづく-

安全側線レールを購入してみた

安全側線レール PL541-15-S140-SY

TOMIXの安全側線レールを購入してみました。色々なモノが入っていて実際はセットになっています。セット内容は安全側線に必要な安全側線レール2本(乗越ポイント左)、C280-15×2本、S72.5×2本、車止め×2個、ダミーポイントモーター2個、ダミーポイントモーター台2個、その他ランナーパーツのアクセサリーが入っていますが、それぞれ見ていくことにします。


安全側線とは

正面衝突や合流接触を避ける設備で、2列車のうちどちらか片方をわざと脱線させたり砂利盛りに突っ込ませて最悪の事態を回避するための側線です。

ただし、そもそも止まる意思のない列車で駅間最高速度で進行してくるモノに対しては無力です。オーバーランや流転に対して衝突を回避させるモノです。コチラも参考にご笑覧ください。

安全側線レールセット内容

安全側線レール(乗越分岐器)

一番の目玉となる安全側線レールこと、乗越分岐器(のりこしぶんぎき:ポイント)でコレは左分岐となるポイントで、プロトタイプは枕木が明るい茶色の合成枕木を使用した現代タイプの乗越分岐器です。今後右カーブが本線になるポイントも発売予定になっています。

ポイントであってポイントでないのが乗越分岐器で、模型ではトングレールはダミーで動かない構造です。右側のトングレールは通常のものですが、実物の場合左側のトングレールは本線レールに覆い被さる構造になっていますが、模型ではさすがにそこまでの再現はなく、棒状の塊になっています。

実物はこんな感じですが、実物のトングレール部分は可動します。模型では車両を載せて分岐できないので、その機能はカットしているようです。

クロッシング部も独特の形状をしています。この通り、模型でもココから分岐させて車両の留置に使うことはできません。あくまで飾りのポイントになります。ガードレールがちょっと短いのが残念です。

横取り装置としても利用可能

実際は乗越分岐器ではありませんが、箱の裏にはダミー渡り線として、使用例が載っています。保線車用の渡り線のことを指しています。

ダミー渡り線とはこんなかんじです。保線基地のそばにこのように配置すれば完成です。本線から保線基地へのポイントとして使用しても模型なら「まぁよし」と言う感じです。

発売予定の右分岐安全側線レールは↓コチラになります。


付属レール

付属するレールはC280-15とS72.5が付属していますが、レール部分は錆を表現したプラレールのため通電走行させることはできません。

付属アクセサリー

ダミーポイントモーター(電気転てつ機)のほかアクセサリーは、枕木積み車止め、過走式車止め、安全側線緊急防護装置などが入っています。

特に印象にあるのはこの海外製っぽい過走式車止めです。設置が容易でありながら、衝突時の本来の性能が十分に発揮できるため、仮設の車止めとしても用いられ、多くの私鉄でも終端部分に採用されています。現代の私鉄終端駅にはピッタリの車止めです。

どう見てもコレです。色を塗って安全側線ではなく、終端駅に設置してみたいです。

安全側線レールでも新線建設区間を演出すると,過走式車止めもこのように使えます。

安全側線緊急防護装置などはコチラの記事をご覧ください。近々安全側線についてまとめる予定です。

桜木町駅新南口

今回も桜木町ネタですが、桜木町駅の大船方に新しく改札口が竣工したのでおりてみました。改札は新南口(市役所口)となっています。

中線2,3番線の終端状況です。引止柱は門柱構造の鋼管柱で、ゴツイものになっています。駅舎壁に控えを取るほど強度はなさそうだし、奥行きがないのでこのような形状にせざるを得なかったのでしょう。横梁はダブルトラスになっていて初めて見た形状です。

車止め移設直後の状況です。引止柱はまだなく架線はずっと先のVトラまで行っていました。。

さらに以前はずっと先まで中線がありました。大船方へ抜けられる構造にする予定だったのでしょうか。とは言え、曲線分岐になるし、カント付いているしで、分岐器を敷設するのは難しい感じです。

新南口降りてみることにします。時間帯が決まっているようです。

エスカレータは片方向運転です。

IC専用改札とあるように磁気券の投入はできません。駅社員も居ないようです。

IC専用なので当然券売機もありません。改札を出たところは桜木郵便局の隣で殺風景な場所でした。

この改札口の場所は20年ほど空き地のままでした。この場所はかつて桜木町駅の駅舎があった場所でした。写真の場所にはホテルが建ち、20数年ぶりに改札口が復活したことになります。