2023年初秋の初徳島へ【その7】

明けて3日目最終日です。このホテルはデフォルトでチェックアウトが12時と、とてもゆっくりできるホテルです。朝早く目覚めてしまったため、朝食を摂りに1階へ。

昨日の主食はカレーでしたが、今朝は名物の豆ちらし寿司を主食でいただきます。ほんのり甘く煮た豆のちらし寿司です。甘さもさっぱりしておいしかったです。

そば粉汁を味噌汁代わりにいただきます。

昨日も気になっていたこのパンもいただきます。

金時芋は名産のようです。

フルーツでは、前日には無かった梨があったのでコチラもいただきます。

いただきます。

デザートはすだちゼリーに梨を入れました。

部屋へ戻り検修庫などを観察すると、TOMIXの機関庫の様な煙抜きがあるのがわかります。

カラフルなドラム缶もいい感じのストラクチャーになります。白いR2-D2の様なものはエアータンクです。圧縮空気が入っているのでしょう。

チェックアウトまで4時間ほどあるので、初日に気になって気になっていたモーターカーを見に吉成駅へ行きます。再び1500形です。

10分ほど、2駅で到着です。

駅舎は近代化されていますが、駐輪がひどい状態です。

駅舎内には券売機と運行情報モニターが設置されて、小さいながらも待合室もあります。

交換駅で、材料線も設置されてます。

堀川の18t機です。JR四国は堀川がお気に入りの様です。

ミニホキ車の後部も観察します。

ホッパーの中は、騒音防止のゴム材があります。

駅の近くを散策すると郵便ポストがある家があり、玄関脇には切手取り扱いの看板が出ていました。簡易郵便局ではありませんが、ジオラマにこういう設定も面白そうです。

集荷は1日1回だけの様です。親戚の家も同じ様なことをやっていて、切手の取り扱い手数料の他に、郵便ポストも年間でショバ代を郵政省からもらっていました。一律決まっているようですが、大した金額ではなく鉄コレ箱買いもできない金額です。

40分ほど散策してホテルへ戻ることにします。

帰る支度を行いチェックアウトします。ホテルの外へ出ると演説が賑やかでした。

SPや報道の方々は小渕優子さんのためと思われます。

交通規制も行なわれています。ほどなく、黒塗りのワンボックスカーが、警護車両と共に横付けされ小渕優子さんが降りてきました。
このまま空港へ向かいますが、リムジンバスだと飛行機のと接続をよくするため空港でゆっくりする時間がなくなります。そのためタクシーで向かうことにしました。

徳島といえば一太郎で有名なジャストシステムのお膝元で、タクシーの運転手さんにお願いして、本店前を寄り道してもらいました。ヘッポコ工場長は強烈な一太郎ファンで、35年以上ATOKと共に使っています。残念ながら看板前は草ぼうぼうで看板の写真は撮れませんでした。本店を拝んで再び空港を目指します。ココは現在本店で、本社は新宿です。

空港に到着しました。運賃は約5000円でした😅

-最終回につづくー

2023年初秋の初徳島へ【その6】

DMVは「デュアル・モード・ビークル」の略で、バスと鉄道を合体させてそのまま買い物などに行けるようにした乗り物で、世界初ココでしか走っていません。

ドアのところは乗車時にはステップが出てきます。

鉄道車輪がボディーの前後に装備してあり、軌道上に載るとこれを下ろして走行します。

前車輪の前には排障器も装備されています。

車内はマイクロバスのような作りで座席指定制です。念のため予約をして乗車しましたが、往路の乗客はヘッポコ工場長1人だけでした。

乗車の様子はいずれ動画にまとめます。

30分ほどで終点「道の駅宍喰(ししくい)温泉」に到着です。ココから折り返しのDMVにそのまま乗車です。休日には牟岐線が本来延伸する予定だった室戸岬の先まで行く便がありますが、阿波海南駅から終点までは1時間以上かかります。

形式写真ではありませんが4方向撮影して再び乗り込みます。

海沿いを走り景色がいいです。途中から予約なしの観光客が1名乗車してきましたが、どうみても赤字だと思います。運賃が阿波海南駅から終点まで乗ると700円で、市役所や病院などは一切通らないため、地元のニーズはなさそうです。

もう一人の乗客と共に、阿佐海南駅で下車しました。

再び牟岐線で2時間かけて徳島駅まで戻ります。

帰路は1人掛けの席で前面展望しながら帰ります。牟岐駅に到着するところです。

2時間少々で徳島駅に到着しました。この時間の鳴門線鳴門駅行きは前日もキハ47でした。ワンマン車ではないため、運用が決まっているようです。乗車すればよかったと後悔しました。

せっかくなので徳島駅の周辺を散策します。駅からすぐの所にNHKがありました。

NHK徳島局です。

送信アンテナなどを観察します。

ジオコレでも地方放送局が発売になりましたのでじっくり観察します。

17時丁度になりました。小腹もすいてきたので、秋田町まで行かずに近くの鶏料理屋さんに入ります。レジ横にはサインがいっぱいあったので有名なお店なのでしょうか。

阿波尾鶏をいただきます。

阿波尾鶏を塩とタレで焼いてもらい、そのほかにも鶏の天ぷらもいただきます。タレの方がおいしかったです。

これまた名産品のワカメの天ぷらもいただきます。

1時間弱でお店を出ると夕暮れも終わり掛けでした。

ホテルに戻り、再び最上階のバーで飲みなおすことにします。

今回もモヒートを注文したら、マスターが覚えていてくれまして、「ラムお好きですねー」っと。2杯ほどいただいて部屋に戻り床に入りました。

-つづく-

2023年初秋の初徳島へ【その5】

ボックスシートから移動して最後尾で景色を楽します。

この乗車率なので1日6本は頷けます。

大切なトイレも観察しておきます。洋式のバリアフリー対応になっています。鏡の下にはコンセントがありますが、シェーバー用でしょうか?

1両編成の中を隈なく探索し、2時間10分の乗車で終点阿波海南駅に到着しました。

以前はこの先にあった海部駅まで線路がありましたが、DMVが代わりに運行を開始しています。

車止めはコチラも第2種に砂利盛の高規格車止めです。左からカーブしてくる線路がDMVの線路です。以前はつながっていました。牟岐線は、この先高知県の奈半利駅まで延伸して、高知駅まで繋がる予定でした。

DMVの乗り込み口のために線路をグイッと曲げた感じです。乗り込み口は連接ブロックが敷設されています。

起点方を見ると妙な緩い曲線となっているため、昔は交換駅だったのでしょうか。出発信号機は、3現示で真ん中が塞がれた2現示になっています。

駅は上屋が1両分あるのみの狭小ホームで駅舎はありません。

2両編成の停止位置目標の先には、ATS-SSの終端防護用即時停止地上子がありました。砂利盛までは約6mだったので、空走時間を含め速度10キロ以下での動作設計になっています。

上り列車は途中から特急になる列車もあり、8本設定されています。この末端区間は救済措置として、JRの乗車券で徳島バスの高速バスに阿南駅まで乗車できます。

駅舎かと思ったら駅前交流会館なるもので、室内にはDMVや観光のパンフレットが置いてありました。トイレも併設されています。

DMVの乗り込み口はモードインターチェンジと呼ばれ、鉄道事業上は阿佐海南信号場となっていいます。踏切で用いられる連接ブロックが設置されています。

路面電車の様な終端部で車止めはなく、車止め標識だけ設置されています。本線だから設置が必要なんでしょうね。

両脇の縁石に沿ってゴムタイヤで乗り付けて、停止位置目標で停車させたのち軌道上に鉄車輪を載線させます。

撮影スポットもありますが、週末には混雑するのでしょうか。

バス停全景です。

バス停もしっかりとあります。

バス停にもバスの停止位置目標が設置されています。

最初の頃は混雑したのでしょうか?今は予約なくても余裕で乗車できます。

定刻より少し早くやってきました。やってきたのは2号車「すだちの風」号です。

鉄道の軌道上に入るとこのように走行します。

ーつづくー