2016春オーストリア・ドイツ-その11-

レイルジェットに乗ります。先頭車のドアから入ると直ぐの客室はファーストクラスになっています。

 
エコノミーより空いています。

 
その奥が全席指定のビジネスクラスになっています。ファーストクラスは指定席券が無くても乗車出来ます。

 
奥側はコンパートメント形式になっています。

 
コンパートメントもファーストクラスよりゆったり感があります。

 
良く覚えてませんが購入時に、オープン座席をクリックしたような記憶があります。

 
この座席には専用のインフォメーションがあります。

 
程なくドリンクサービスがありました。ポーターが注文を取りに来たので、ブラックコーヒーを注文。基本的にチップは入りませんでしたが、1ユーロ渡したら喜んでました。勿論、コーヒーはタダです。
 
テーブルはアームレスト内に収納されていますが、アームレストを開けた時にテーブルが少し浮き上がる様な機構になっていて、日本の鉄道では見た事の無いユニバーサルデザインとなっています。

 
コチラが乗車券です。リンツ中央駅からウィーン中央駅行きの乗車券で、家のパソコンで購入したモノをA4印刷して持ち歩きました。
34ユーロ(購入時で約4400円)で、コレだけでエコノミー、つまり普通自由席に乗車可能です。静岡~東京間の乗車券が高速特急料金込みで4400円なので妥当な値段です。今なら円高で約4100円で乗れます。
車掌さんがやってくるとそのまま検札スタンプを押してくれました。この乗車券は購入するとPDFで登録したメアドに送られてくるので、スマホに読み込ませて、3次元バーコードを車掌さんに見せるだけでもOKです。

コチラは同時購入したビジネスクラスの指定席券です。同じくA4サイズですが上半分だけ拡大。プラス15ユーロ(約1950円)で最高のサービスと座席が確保出来ます。ちなみに、枠の一番下の所には自分の名前の地紋が印刷されています。
日本の新幹線も海外の観光客がこの様に自宅で購入して、券売機で発券出来るような仕組みになれば、観光客には便利だと思います。

 
座席前にあるインフォメーションにはこの先の停車駅と速度が表示されています。しかも、遅延込み込みの親切設計です。勿論、デッキ付近にあるインフォメーションも同じです。

 
停車駅が近づくと乗換案内も表示されます。画面左上は到着まであと1分、11時11分に到着という意味(anがその意味)で所定なら10時丁度着でしたが、抹線されています。ウムラウトのある大きな文字が到着駅名でザンクトペルテン中央駅、Bahnsteigは番線を意味し、この列車が3番線に着くことが分かります。
その下が乗換列車の案内です。しかし、この列車到着の3分後にはブダペスト行きの後続レイルジェット61号が到着予定です。

1つ目の停車駅、ザンクトペルテン駅に到着です。到着するやいなや、後続のレイルジェットに追いつかれました。隣の番線に急遽振替られたようです。

 
このレイルジェット265号も先行列車にピッタリで、朝の山手線状態で運転です。ッと言うわけで、ウィーン中央駅には1時間20分遅れで到着しました。

 
到着。しかし、かっこいい!
 
-つづく-