2023年秋道東へ【その5】根室~札幌へ

1人用の座席です。札幌へ向かって左側、南側になるため終始日が当たります。

コチラが今回予約した2人席です。

アームレストの下にはコンセントもあり、充電やPC接続が可能です。

さっそく駅弁をいただきます。前日から気になっていた花咲ガニ弁当なるものです。

昨日に続き今日も天気が良く、北海道の大地に青空が映えます。

途中駅でこんなものがありました。おそらく積雪時、ATS地上子がどこにあるかわかるようにしてあるものと思います。

4時間の乗車で札幌駅に到着です。結構早めに時間が経過しました。

おおぞら号は折り返しではなく回送列車として入庫しました。日没も近いので、手稲の車庫へスーツケースをもっていってみます。

稲穂駅に到着後、車庫の方へいくと控車を従えて入換運転をやっていました。前々から撮りたかった控車がみられてラッキーです。

双頭連結器を備えた控車ですが、形式上はチになっています。ご覧の通り日もかなり傾き、気温も低下してきたのでホテルへ行くことにします。

すすきのにあるホテルへ到着すると、もう真っ暗になっていました。

本日のお宿です。以前この東急ホテルズ系列は定宿として利用していましたが、あまりい印象がなく羽田エクセルホテだけに泊まっています。羽田で獲得したポイントの消化を兼ねて今回は宿泊です。

東急ホテルズは今年7月から会員ステータスのランクを増やしましたが正直ピンとこない感じです。メンバーウエルカムドリンクも「各ホテルへお問い合わせ下さい」っという何ともやっつけな感じです。

っとはいえ、ステータス移行期間中のため現在プラチナとなっておりコチラのホテルでも最上階をあてがってくれました。

ビジネスホテルなのでこれで十分です。

サニタリエリアも特に変わり映えしませんが、アメニティは歯ブラシだけとなっており、それ以外はレセプションの横から調達してきます。

荷物を置いたら夕食を摂りに出ます。すすきのは人がごった返していましたが、半分はインバウンド客です。

以前に何度か行ったことのあるお店に向かうと・・・うぅ~(泣)

付近を散策します。すすきの界隈は人が多すぎるので東方向へいどうします。するとメルキュールホテルがありました。日本では一旦撤退していましたが、また最近、進出しなおしているようです。

次回札幌に来たときはココに泊まろうかと思います。

近くをうろついているとお魚屋さんを発見したのでさっそくイン!お刺身の盛り合わせを注文するとちょっと豪華なのが出てきました。でも、ホタテは昨日釧路で食べたほうがおいしかったです。そのほかの刺身はウマウマです。

トウモロコシの天ぷらとポテトフライもいただきます。

〆に寿司を握ってもらいました。満腹になったところでホテルへ戻りますが、ココで仕事で北海道にいるOsgさんと合流。

Osgさんは仕事帰りなので夕食を兼ねてびっくりドンキーで甘党会となりました。
その後ホテルへ戻りました。

-最終回へつづく-

2023年秋道東へ【その4】根室~札幌へ

漁港の市場からホテルへ帰る道中、漁船が見えました。何が獲れたのでしょうか。ホテルへ戻り床に就きます。

明け方4時頃目が覚めて外を見ると、明けの明星が見えました。白い点がそれです。しかし、街中が明るすぎるせいかそのほかの星は見えませんでした。

再び5時半に目が覚めて外を見ると東の空が明るくなってくる状態です。高い建物がそれほどないため地平線とまではいかないですが、遠くがよく見渡せます。

バッテリー類の充電など支度を終えて、6時半からの朝食会場へ向かいます。

前日、夕食を摂りに出掛ける際、事業者が異なる観光バスが3台バラバラに到着したので、ツアー団体客がいると察知し、朝食会場へはオープン時刻より10分早く行くとすでに開場となり、しかも料理前には列ができていました。

予感的中ご覧の状態です。ツアー客は大体8時には出発するので、こういう時は一番でくいくか、7時半以降に行くかの二択ですが、この後釧路車両所へ散歩に行きたかったので、前者を選択しました。

主食は、ジンギスカンのお店でも出てくるアイヌ郷土料理「いなきびごはん」をいただきます。

縞ホッケは前日にもあちこちで見かけて食べたかったのですが、お店で食べると一尾出てきてしまうので、この切り身があってよかったです。

根室産のとろろ昆布など現地の食材がいいです。

牛乳を使ったホワイトソースカレーもいただきます。牛乳は正直おなかに苦手なのですがコレは大丈夫でした。

フルーツポンチ食べたかったのですが、誰かが隣のヨーグルトのおたまと混ぜこぜに使ってしまい、「乳製品が混ざってしまったのでお出しできなくなりました。」とのことで下げられてしまいました。ツアー客は年配の方も多く、こういうことが起きても仕方ないです。

いただきます。お代わりは大行列なので諦めます。無料でついてくる食事なので環境によってはあきらめもつきます。

食べ終えて帰るときには、レストラン内はすでに満席で、待機列はエレベータホールまで伸びています。この時点で7時ちょっと前なのでツアー参加の場合、こういう時は落ち着かないでしょうね。エレベータが到着するとさらにお客さん増えていきます。

付近を散歩します。ホテルから1分ほどのところに日銀釧路支店がありました。

本店の北館から見ると半分くらいの面積でしょうか。きれいな建物です。

線路端までやってきました。車庫はず~っと奥まで続いています。端まで1.5キロほどあります。

出庫状態のキハ54が待機していました。

車止め側を回り反対側へ行くとキハ40が留置されていました。

コチラはトラバーサがあり、工場になっています。朝なので車両は結構出払っていると思います。この後、ホテルへ戻り出発の支度をすることにします。この時の徒歩移動は5キロでした。

チェックアウトを済ませて釧路駅へ向かいます。古いバスがいました。

特急おおぞら号で札幌駅を目指します。札幌駅までは特急で4時間の道のりです。

結構乗り出があります。

車内は2+1で1列席はすべて完売でしたが、1列席は終始日向なので2列席でよかったです。札幌まで隣は誰も来ませんでした。

-つづく-

2023年秋道東へ【その3】根室~釧路へ

折り返し20分ほどで再び釧路駅を目指します。復路は普通列車としての運転のため、往路の快速運転と違い、20分ほど余計にかかり2時間半超えの道中となります。

っとはいえ、車内はガラガラで出発です。途中からそこそこ乗車してきます。

根室駅から一駅目の東根室駅が本当の最東端の駅です。根室駅自体はココから90度折れて西に向かうため、ココが最東端駅です。

道東にある断崖台地の町、浜中にやってきました。断崖が見えるのは霧多布岬です。

船越英一郎もびっくりな切り立った断崖です。

この浜中町は、ルパン三世の作者モンキーパンチさんの出身地でもあるため、町でタイアップをしていて、ルパン三世のラッピング気動車も走っています。

牛やヤギの酪農のほかにもお馬さんもいます。ハーゲンダッツジャパンの日本製ハーゲンダッツのミルク原料は、この浜中町の牛さんのミルクが使われています。車窓からも銀色タンクのミルクローリーを何台も見かけました。

厚岸駅を過ぎたあたりから乗客は増えてきましたが、クロスシートが埋まることはありませんでした。朝早かったせいもあり、ほどなく記憶がなくなり寝落ちし、終点釧路駅に定刻到着です。

日が傾いてきて影がなくなりキハ54を記録に収めます。コチラの方が幌が付いていてかっこいいです。

隣のホームには網走行きの釧網線が入ってきました。コチラはさらに長丁場で、釧路湿原をぬけて3時間超えのロングランです。コチラのキハ54も上り方だけ幌がついています。

転換式クロスシートの車両もいてキハ54はなかなか奥が深いです。

翌日は特急で札幌へ向かいますが、車内販売がないとのことで駅弁を確認しておきます。

日が暮れてくると一気に気温が下がり、11度です。改札を出てホテルへ向かいます。

プリンスホテルに到着しました。

レセプションでチェックインを行います。

前日とは違い、コチラはプラチナステータスがあるためか最上階の16階を当てがってくれました。17階はレストランバーになっています。

シングルの部屋で全然OKです。窓にある机は景色を楽しめということでしょうか。

典型的なユニットバスです。

景色は駅側が見えます。ルートインの奥が駅なのでココから列車を見ることはできません。駅前の方にホテルが固まっています。

部屋は東向きなので、エレベーターホールへ向い西側を見ると丁度日没となるところでした。シングルは東向き、ダブル以上が西向きという構造になっています。

プリンスホテルはプラチナステータスは朝食だけが無料でついてくるので、夕食は町へ繰り出します。漁港が近くにありそこの食堂街でいただきます。

中はこんな感じですが、10月下旬はオフシーズンに近くガラガラです。11月に入るとタンチョウヅルの季節なのでもう少し混むとおもいます。

肉のお店もありますが、お魚のお店に入りお魚をいただきます。お通しがエビです。

北海道といえばジャガイモで、ポテトフライをいただきます。

お刺身の盛り合わせを注文しましたが、プリップリのウマウマホタテ初めて食べました。店主さんにこんなホタテ食べたことないと告げたら、「ごめんねー、今日のは小振りなんだよ。大きいのは高すぎて変えなかったよ」っと正直な回答。そんなこと言われたら大きいのも食べたくなります。

〆にいくら丼「小」を頂きました。早朝からの疲れもあり、床へ就きました。

-つづく-