2023年初秋の初徳島へ【その2】

特急うずしおに乗車して約10分、1駅目池谷駅に到着しました。ココは、高徳線と鳴門線の分岐駅で、分岐の観察に来ました。

駅は無人駅となっていますが、分岐駅であるためかつては、多数の係員が配置されていたはずです。

左が高松へ行く高徳線、右が渦まきで有名な鳴門へ行く鳴門線です。

ホームは両線とも曲線上にあり、駅舎はその線路の真ん中にあります。小野田線の雀田駅と同じ感じです。

上屋は1両程度しかありません。

単線区間を1両編成の列車がやってきます。

上り場内信号機信号機を見に行ってみました。左の信号機が高徳線、右が鳴門線です。高徳線、鳴門線ともに1面2線となっていますが、高徳線側はどちらの線路にも行けるようになっています。高徳線の方が運転頻度が高いため特急の待避をするためでしょうか。

場内信号機は3現示でしたが、出発信号機は真ん中の灯火を塞いだ2現示でした。

付近を散策してみます。第4種踏切があります。

駅前には食堂がありましたが、看板だけですでに廃業されているようです。自動販売機は稼働しているか未確認です。

近くには長屋門のような構えの家があります。

約40分後にやってきた鳴門線に乗り鳴門駅を目指します。ココで上下交換のようです。

車内は通学客で混雑し立客もいましたが、クロスシートが1つ空いていたため座ることができました。っとは言っても乗車時間は15分ほどです。

鳴門駅に到着です。1面2線の行き止まり式ですが、駅本屋は線路と平行になっているため、行内踏切で渡っていきます。

車止めは、砂利盛り+第4種の高規格車止めです。

駅舎は平屋で横に長い地方の駅舎といった感じです。

ICは普及していないためリーダーなどはなく、ラッチが1つあるのみです。

駅前は「和民」とタクシー乗り場が目立つくらいです。ココからうずしおを見に行くには6キロほどまだ離れているため、タクシーか路線バスで向かうことになります。

留置線などはありません。1番線側に構内踏切があるため、通常は2番線を使用しているものと思われます。

折り返し20分程で、乗車してきた1500形で帰ります。

車内は転換式クロスシートです。20年くらい前にキハ58が2両編成で走っていた頃に来たかったです。

-つづく-