再び吾妻線へ

乗り鉄と工臨ばかりになってきて、模型が全くです・・・
中央東線修行はツーデーパスを利用し先週の木曜日でしたが、また
会社の同期A氏より翌金曜日に工臨があると聞き、ツーデーパスの
翌日分で吾妻線へ行ってきました。
いつも通り湘南新宿ラインで高崎駅に到着し、小野上駅は駅舎内どこ
ろか駅前にもお店が何もないため、食料を買い込もうとホームをうろつ
いていると、なにやら怪しいモノが推進で入ってきました。
客車推進
▲うおっ!っと心の中で叫びました!
前から一度撮りたかったEF60と旧型客車が、急に出てきてビックリ
しました。旧客のサボ差しには「指定席」の緑色サボがささっていて、
何かの団体が使うのかな?なんて思っていましたが・・・翌日JAMで
つかささんのデジカメ見せて頂き、大井工場への展示回送と知りまし
た。
編成
で、EF60や旧客の形式写真を撮ったり・・・
EF60
急いで外に出て屋根上撮ったり・・・
EF屋根
旧客屋根
で、突然の旧客編成に驚いて写真を撮りまくってると既に工臨の発車
時間となってましたが、中線はコイツが占拠中で全く来る気配なしです。
「ウヤか~」っと落胆していると、1番線の出発信号機が進行になって
いたので来ると察知。待つ事2~3分・・・通過していきました。
工臨通過
本当はココで撮って、この後の列車で新前橋まで追いかけて撮る予
定でしたが、もうしばらく旧客を撮影しギリギリの吾妻線へ乗る事に
予定変更。
旧客の細かい部分も撮り、吾妻線に乗車。新前橋で工臨を抜かしたと
ころで、食料を買っていない事に気が付きまし(-_-;
吾妻線
▲小野上駅を発車した吾妻線
断食の始まりです・・・小野上駅に到着すると降りたのはヘッポコも含
め5人だけ。通学の学生さんばかりで皆さんお迎えの車に消えていき
駅に残ったのはヘッポコ1人でした。
小野上駅は山間の小さな駅ですが、とりあえず自動販売機だけあっ
たのが幸いでした。
小野上
▲駅舎とトイレは立派です!
小野上側線
▲魔境に吸い込まれそうな側線
程なく新前橋駅で抜かした工臨が到着し、到着した線と反対側に砕石
の積込線があるため入換を観察します。
工臨到着
一旦大前方に移動し、現場扱いで電気転轍機を転換して積込線に転
線します。
入換1
入換
入換2
そして山の麓にある砕石積込場へ押し込み・・・
押込
本日は「荷」が無いため終了!DD51はそのまま単機で帰路につきま
す。
終了
先日はお召し機とお召し予備機のPPでしたが今回はノーマル897号
機でした。
DD
国鉄~!っといった感じですが、下り列車との交換が終わりしば
らくするとDD51は発車していきました。またセミ時雨の山間でヘッポ
コは1人ハラを空かし、上り列車が来るまで30分ほど待つ事になり
ます。
国鉄
▲まさに国鉄!
高崎行き上り列車に乗車して「高崎に着いたらまずメシ!」っと思いつ
つも、高崎駅に到着し八高線のホームを見ると、キハ110の3連が停
車中でまさにドアが開く寸前でした。
「今なら座れる~」っと思い、食料の事はまた忘れて乗車しちゃいまし
た。
キハ110の3連というのもなかなかでして、ここから再び八高線の乗
車を堪能。途中、用土駅、明覚駅から遠足とも林間学校ともとれる子
供達がそれぞれ1駅づつ乗車してきてその度に車内は満員に!
で、お菓子食べてる子供を見て急に何も食べてない事を思い出しまし
た。高麗川で何か買えばいいやっと・・・
遠足
▲みんな楽しそうに夏休み満喫してました
今回は寄居駅までなどとケチな事は言わず、高麗川駅まで乗り通し
ます。
キハ110
▲高麗川駅に到着しキハ110を観察
幌も格好いい!
幌
キハ110の写真も撮り終え、キオスクか駅前のコンビニ辺りでパン1
個でもいいから喰おうと・・・高麗川駅はキオスクどころか駅前にコンビ
ニもありませんでした。
高麗川駅舎
▲断食修行は更に続きます
あとからzuppeさんにお聞きした所、少し歩けばスーパーがあったよう
ですが、この時点で愕然としもう歩く元気もありません。川越線・埼京
線経由で帰宅することにし、20分ほど川越線を待ちます。
川越線に乗る頃には気持ち悪いとか通り越して、空腹感はどこかへ
行ってしまいました。
川越線の川越行きに乗車し、川越駅で通勤快速新宿行きが止まって
いてコチラに乗り換え帰宅する事にしました。が、・・・
通勤快速
携帯で東武の時刻表を検索すると、副都心線渋谷行きが2分ほどで
くることが分かり、何も喰わずで疲れ切ったカラダで新宿駅を乗り換え
る元気もないため、急遽副都心線にて帰る事にしました。
副都心線
▲埼京線の通勤快速の方が30秒ほど早く発車していきました
乗り鉄も意外と楽ではありません・・・
本日の移動距離261km

中央東線修行-後編-

塩尻駅からは中央東線ではなく篠ノ井線になりますが、列車の運転
系統が松本駅までいくことからこのまま修行をすすめます。
次の目的地は村井駅です。島式ホーム1本の1面2線で、上り線側
には石油の取卸し基地が併設されていて下り線側にもタンク車の留
置線が広がります。
村井
塩尻駅方向を見た写真で、上り線側には直接入線できず石油を取卸
す際にはスイッチャで本線上を転線します。
村井起点方
▲画面左手が取卸設備のある側
スイッチャ共々休憩中でした。
スイッチャ
村井駅から進み次は南松本駅です。駅の7~800m手前から下り線
の脇に専用線が延びていますが、これはOT松本油槽所への専用線
です。
南松本下り場内
▲左側がOT松本油槽所で正面が南松本駅
駅ホームが近づくと上り線側にはコンテナの着発線が見えてきます。
南松本ホーム進入
▲右のDE10のいる所からコンテナの着発線
ホームは島式ホーム1本の1面2線ですが、コンテナヤードが広がり
コンテナ着発線は20番線まであり18本の着発線があります。
南松本あずさ
▲スーパーあずさが通過中
駅舎は古風な造りの新しい駅舎で、委託駅の様でした。
南松本駅舎
下り線側にもタキの着発、機回し線があります。ここも時間帯によって
は1時間に1本程度しか普通列車がこない閑散区間でして、ヘッポコが
降りた時も次の列車は50分後という状態です。しかし、貨物がひっき
りなしに入換をしていたので全く飽きず、あっと言う間に時間が経ちま
した。
南松本DE
待っている間East-iも通過していきました。
East-i
終点方の貨物ホームを見ると倉庫代用?のワム80000もいました。
南松本終点方
さてさて、50分が過ぎいよいよ次は終着の松本駅です。ホームは島
式ホーム4本の4面8線で0番線~7番線まであり、6番線は大糸線が
メイン、7番線は松本電鉄専用ホームとなっています。
駅進入の左手には松本車両センターがあり、右手には主に篠ノ井線
車両の留置線があります。
松本起点方
▲塩尻駅方面をみる
松本車両センターにはE351系やE257系が留置されているほか中
央東線の115系なども整備、留置されてました。
松本車両センター
コチラは電留線側で4本の電留線がありました。線名は上り1~4番
線のようです。
松本電留
▲篠ノ井線の2+3などが留置されてました
E257系の付属編成切り離し作業なんかも観察できました。
切り離し
▲はじめてみてちょっと感激でした
この後2連で車両センターの方へ走っていき更に感激しました。
付属編成
▲前照灯も点いてます
さてさて、これで中央東線系統の第1回目の修行は終了です。かなり
歩き回ったのと暑さで少々バテ気味です。
帰りはまたまた奮発してスーパーあずさのG車で新宿駅まで一気に
戻ります。
スーパーあずさ
座席指定のMV機で購入するとG車1人用座席が開放されていたの
でこちらの席を購入。どちらかというとE257系の方が好きなのです
があえてE351系に・・・
1列シート
初めてE351系のG車に乗りましたが・・・テーブルはこれだけですよ!
前の座席背面にもテーブルは無く、お弁当食べるのにもちょっと困り
ものです。多分今回が最初で最後のG車の乗車です。
しかも、振り子車体なのでかなり揺れるし・・・やはりE257系の方が
好きです。
夏休みシーズンで自由席はめちゃ激混みで、車内販売も通るのが一
苦労らしくなかなか車販が来ませんでした。
机
▲マジ狭っ!
中央東線はD席側は終日、日が当たりヘッポコ的にはあまり取りたく
ない席ですが、こちらの方が景色がいいのでD席側で景色を楽しみな
がら帰宅しました。
景色
普通列車に乗っている時車内検札が来ましたが、見ていると1両のうち
1/5位が18切符を所持していました。普段の3連なら甲府から先で
も余裕で座れるのですが、納得しました。18切符シーズン終わってか
ら次の修行に出ようかと思ってます。
第2回目の修行に続く・・・
今回の移動距離393km

中央東線修行-中編-

フォルダーのカテゴリー別に分けていたら、意外と中央東線の写真を
撮っていたのでここからは過去の写真も混ぜて・・・ったら、長くなった
ので今回は中編で塩尻駅までです。しばしお付き合いを・・・
大月駅を出て17~25パーミルの上り連続急勾配で笹子トンネルに
さしかかり、トンネルを抜けると今度は一気に25パーミルの下り急勾
配で甲府盆地へ降りてきて、急勾配を降りきった場所が塩山駅です。
大月駅~塩山駅間の急勾配中待避駅は甲斐大和駅のみです。
塩山終点方
▲塩山駅終点方  2008年5月撮影
そして石和温泉駅を通り甲府駅です。今回は乗換時間が2分しか無
かったためゆっくり撮れず甲府駅も過去写真から。
片ホーム1線と島式2線の2面3線ホームに中線があり、中線では貨
物列車の待避が可能です。甲府折返しの上り列車は下り線ホームに
到着して折り返していきます。起点方には機関車の留置線があります。
甲府下り場内
▲左の渡り線は身延線の連絡用     2006年12月撮影
27年前のほぼ同じ場所では、上の写真右側にある建物の場所は甲
府機関区の敷地でして、奥にはED61の様な機関車も見えます。
甲府起点方昔
▲上にかかるトラスの道路橋はそのままです   1982年撮影
現在の終点方で、下り本線はそのまま行くと安全側線になり分岐線側
で中線と合流し下り本線となります。上り線の脇にもう1線あり、1キロ
ほど離れた甲府の電留線まで続いてます。
甲府終点方
2008年5月撮影
こちらは26年前のほぼ同じ場所の甲府駅終点方です。左側のマンシ
ョンは貨物ホームと側線がありまして、松本行き6連の普通列車が出
ていく所です。
甲府終点方昔
▲1983年撮影
甲府駅を出て1つ目は竜王駅で、八王子駅を過ぎてから最初の大きな
貨物取扱駅です。上り線側には新日本石油の油槽所、下り線側には
コンテナヤードがあります。
竜王OT
▲新日本石油の油槽所
竜王コンテナ
▲こぢんまりしたコンテナヤード
竜王駅も中線のある待避駅で、夜間の「かいじ」は竜王駅まで延長運
転する場合もあります。竜王駅へは、この時この時に来ていますが、
素敵なスイッチャが動いている所はまだ見た事ありません。
竜王終点方
▲竜王駅終点方   2007年8月撮影
今回、乗車した甲府行きの列車は6連でしたが、甲府駅からは3連に
なり座れず、一番前の運転席の後にかぶりつきました。
竜王駅を出ると甲府盆地も終わりかけ、徐々に上り勾配となり、韮崎
駅を出ると再び20~25パーミルの連続急勾配が小淵沢駅まで続き
ます。
次は長坂駅で、こちらは急勾配上にある2面2線相対式ホームの中間
駅です。以前はスイッチバック駅でしたが現在は貨物ホームの遺構が
若干ある程度で、そのまま通過。
長坂
▲車内からパチリ
長坂駅を発車すると小淵沢駅です。小海線との接続駅で、特急も止ま
りますが中央東線のホームは1面2線の島ホーム1本です。
小淵沢場内
▲右側が小海線への分岐線ですが直通列車は無し
下の2枚は以前の写真ですが、小海線も島ホーム1本の1面2線です。
ここまでやって来ると清里など八ヶ岳に近く、標高も高いためドアが開
いた瞬間とてもさわやかな風が入ってきました。
小海線
小淵沢上り線側
▲2007年8月撮影
列車は小海線からの接続をとり発車となりますが、夏休みのせいか
小海線が若干遅れ気味で「433M車掌小海線接続願いま~す」との
構内放送が鳴り響いて、約2分遅れで小淵沢駅を発車。
小淵沢出発
▲右の急勾配単線が小海線
この先普通列車は1時間に1本程度の閑散区間に入りますが、大半
の乗客は小淵沢駅で下車しましてそれも納得です。2駅すすみ富士
見駅で下車します。こちらも中線のある待避駅です。
富士見下り場内
▲上り勾配のトンネルを抜けると富士見駅
富士見駅乗降は疎らですが、ここは中央東線で一番標高が高い駅で
して、ホームに降り立つと風がとても涼しく汗も一気に引きました。
富士見駅舎
▲高原らしい駅舎です
下の写真の通り、起終点方共に坂を上りきった所に富士見駅があるの
が分かります。
富士見起点方
富士見終点方
この先1時間に1本しか普通列車がやってきませんが、2時間に1本
程度の「あずさ」は停車するので、特急券を買い塩尻駅へ向かいます。
茅野駅、上諏訪駅など魅力的な駅も多いですが、列車での移動が困
難なので次の機会に。
途中、茅野駅~上諏訪駅間に普門寺信号場があり、ここから岡谷駅
まで中央東線唯一の単線区間となります。
普門寺
▲草むらの中の線路は下り本線側の安全側線
約6キロある塩嶺トンネル抜け20パーミルの連続急勾配を降りきると
塩尻駅です。ここは中央西線との分岐・合流駅で島ホームが3セット
の3面6線の大きな駅です。
塩尻起点方
▲左が東京方面,右が名古屋方面で雄大な曲線が分岐駅の象徴
塩尻駅から松本駅までは篠ノ井線になります。
塩尻終点方
▲松本方面へは再び複線になります
塩尻駅のホームには葡萄棚があり、この下の日陰はとても涼しかっ
たです。
ぶどう
▲ぶどうがなってました
塩尻駅からの旧中央棟線区間を行くチョン行専用車のクモハ123が
いまして、模型用?にパチリ。
クモハ123
クモハパンタ周り
後編に続きます・・・