インピーダンスボンド【キハ工房その2】

早速組み立てます。ペーパーキットなので気楽に組むことが出来ます。

グレーのは土留め枠で、インピーダンスボンドは2枚を重ね貼り合わせる構造です。デザインナイフで切り取ります。

土留めの上に中性線が表現されている部分を貼り付けます。

そして蓋の部分を取り付けます。出っ張りの大きい部分が中性線と反対側に来るように接着して完成。ココまで5分は掛かりませんでした。軽く色差ししてみたいです。左側はちょっとズレたかも(汗)

インピーダンスボンドの設置箇所は、絶縁継ぎ目の横付近で、このように信号機の近くに設置します。コレだけで、線路周りが引き締まります。

ポイントのそばだとポイントの根元や、分岐した先だとこんな感じです。分岐した先は基本的な約束事があり、車両接触限界から2m離れた箇所に絶縁継ぎ目を設置する決まりがあるため、車両接触限界から分岐先方向に設置すればOKです。最近はこの数字が鉄道事業者によって変わってくることがあります。

終端部分にも設置すると線路が引き締まります。JRは終端部分にも設定されています。

軌道回路の終端部分のため、インピーダンスボンドが1個しか設置されておりません。

コチラは終端部分でも2個のタイプになっていて、若干役目が違っています。

コチラは終端部分で1個のタイプです。たかがインピーダンスボンドとは言え、この辺は奥が深く、研究すると面白いかもしれません。

インピーダンスボンド【キハ工房その1】

JNMAで購入したキハ工房の製品です。インピーダンスボンドの他に、公衆トイレはトイレ研究家として外せないため購入しました。

インピーダンスボンドを迂回するトラフも入っていますが、キハ工房ではトラフのキットも販売されているので、そちらと組み合わせると緻密な線路周りが完成します。

中性線がある一般的なタイプができあがります。

インピーダンスボンドとは、レールに流れる直流帰線電流と、同じくレールに流れている交流信号電流を振り分ける装置です。インピーダンスと言われているように、信号電流の交流に対して抵抗分となるコイルが入っています。
キハ工房のは、本体が鋳物で出来ているタイプがプロトタイプとなっている感じです。

鋳物製は、冷却のために中にオイルがひたひたに入っていましたが、最近のは下の写真のように樹脂製の容器になってオイルも入っていません。災害時にオイルが流出する可能性があるからです。

色は黒色だけではなく、グレーの物もあります。新幹線などもグレーです。写真のは終点部分なので若干形状が異なっています。配置はポイントのつなぎ目付近や信号機の近くで、絶縁継ぎ目の横辺りに設置します。

2023初夏の沖縄へ【その4】

バイキングの朝食を終え、朝イチで向かった先は首里駅で、折り返し用の渡り線を再度見学に来ました。

片渡り線になっていますが通常であれば2動と呼ばれる分岐器で、転てつ器番号にイとロがつきます。ココも2動だと思っていたら、実は4動でした。

奥の桁に21イ、手前の桁に21ニと書かれているため、イロハニの4動のようです。よく見ると直線側にある21ニが横に向いています。おそらく建築限界を避けるために桁を振っているために4動になっているのでしょう。

直線方向の桁が動くのをわかる動画です。タイムラプスで撮りました。

首里駅は対向式ホームです。ぱっと見棒線中間駅と変わり映えしません。

逆行するホーム先端には、車停と列停が建植されています。

その後、終点のてだこ浦西駅まで乗車します。雲が切れて晴れて来ました。

前回来た時は左側の線路に保守車両が留置されていましたが、今回は居ませんでした。

入換信号機は3両化に向けて移設の準備が進んでいます。

外に出ると駅の周辺では工事が盛んに行われています。駅前にはまだ何もないので、どう変化するか楽しみです。沖縄のダンプも記録できました。

その後、再び旭橋駅まで戻り那覇市内唯一と言われるビーチと、脇にあるお宮を訪れます。一の鳥居がデカくあり、奥に二の鳥居がみえます。

本殿は沖縄らしい造りをしています。中国人観光客が多く、なかなか人が切れませんでした。

波上宮(なみのうえぐう)といい、熊野神社からの勧請と言われがあります。

お宮の横がビーチになっています。左側の崖の上が波上宮です。ビーチと言っても、目の前にバイパスの高架橋があり眺めはイマイチです。

ちょっと物騒ですw

高架橋がないと眺めは最高です。

那覇の海はは恩納村あたりから見ると汚いといいますが、ここで見る限り十分きれいだと思います。

ビーチはすでに海開きされていて、キッチンカーが出ています。

肉を焼く香りが辺りに漂っています。

あまりにも暑いので一旦ホテルに戻りシャワーを浴びます。さっぱりしたところで、ホテル裏手にある定食屋さんに入ります。オフィス街でもありますが、サラリーマンを横目に冷え冷えオリオンで喉を潤します。

▲我慢しきれず,撮る前に飲んでしまいましたw

フーチャンプルを定食でいただきます。

再び付近を散策します。ストリートカートのお店がありました。

一度乗ってみたいです。

消防署がありました。那覇西消防署で、目の前の通りは西消防署通りとなっています。

消防車も観察しておきます.ポンプ車で屋根が白いのは初めて見ました。

−つづく−