ホリデー快速ビューやまなし

模型の215系を出して車輪を清掃していたら、最近乗っていないとい
うか、乗る機会が無くなったので急に乗りに行きたくなりました。
で、墓参りを兼ねて今日「ホリデー快速ビューやまなし」号で215系に
甲府駅まで乗車してきました。
215
▲新宿駅のホームでは引きがないです(^^;
思いついたのは昨日でして、会社で時刻表見ながら身延線の時間を
調べていたら「のりピー探しに行くのか?」とか「のりピーのファンか?」
などと冷やかされました。
今日からお盆休みも始まり座席数が心配でしたが、G車希望で買い
に行くと座席は結構ガラガラでした。ただし、普通車はかなりの発売状
況でG車で正解!と思いつつも・・・7号車は団体ツアーが押さえてまし
た。
乗車
▲普通車自由席も乗車前はかなりの列が出来てました
ヘッポコ工場長が乗車した4号車は新宿を出る時、2階席が約10人、
1階席が約4人という感じで発車しました。
方向幕
久々に乗る215系は、G車についてはスイカの読みとり装置が無い
他は読書灯付きで211系とほぼ一緒な訳でした。
G車車内
▲赤や緑のランプが無い分落ち着いてます
普通車はドデーンっと車内中央に階段があり、253系を少しブレンドし
た様な座席も良いです。
普通車車内
▲G車に比べると階段周りが開放的です
そうは言っても、休日上限が750円の湘南新宿ラインのG車と違い、
普通グリーン150km区間という制定区間を走る列車のグリーン料金
は1620円となり、同じ区間の繁忙期B特急料金が2010円というの
を設備面も含め比較すると決して安い金額ではありません。
びゅーやまなし指定券
▲車販はありませんが「ビュー」の如く2階席の眺めは良かったです
「ビューやまなし」号と言うことで2階席から見る中央東線の眺めは新
鮮で、色々な発見もありました。
日本電設?
▲高架工事区間も色々観察しやすいです
国立
▲国立駅から延びる鉄道総研引き込み線跡
列車は75キロ程度の速度で惰行力行を繰り返してましたが4M6Tの
性能に合わせているのか、ダイヤにはかなり余裕がある感じです。
高尾駅を過ぎ山岳区間に入ると65キロ前後の速度になり、山登りが
キツそうに感じました。
そして、トンネル断面の小さい区間を2階建て車両が走るスリル?も
味わえました(^^)
笹子トンネル
▲笹子トンネルに入る瞬間
そんなこんなで、楽しみつつ2時間少々で甲府駅に到着です。ここか
ら身延線に乗り換えいつもの南甲府駅へ向かいます。笹子トンネルを
抜けると甲府盆地はピーカンで、曇り男はどこかへ行ってしまいました。
身延線
▲今日の身延線は2両ではちょっとキツイです
いつも通り構内踏切を渡るとヘッポコの目的地に「着いた~」という感
じに浸ります。
南甲府
墓参りも早々に済ませ、帰りは一駅隣の善光寺駅から甲府駅へ戻る
と先ほどの215系が入換でやってきました。
甲府進入
甲府並び
上り列車もかなり混雑しているようで、帰りも奮発して「かいじ」のG車
で帰る事にします。E257のG車は意外と壁後の席が広かったりする
のでコチラの席を購入し、いつも通り「高原野菜とカツの弁当」をほお
ばりながら帰宅・・・
端っこ
▲G車もそこそこの混雑でした
帰宅するはずが、アキバで途中下車してしまいました。明日のために
乗車券は川崎駅まで購入してあります。
中央線経由東京駅周りで乗車券を購入しましたが、急遽、アキバへ
寄る事にし区間外乗車のため精算をしようと・・・最初の駅員さんでは
判断出来なかった様でして・・・結果的に山手線内通過特例の拡大解
釈で途中下車できました。
帰り
▲今日は大井町駅で途中下車扱いになってます
本日の移動距離246km

木造車庫

鉄コレ10弾のキハ達が発売されて、急に木造車庫のモジュールと
かが作りたくなり、今日は朝イチで仕事が片づいたので上毛電鉄の
大胡駅まで行ってきました。
浅草駅に10時半に着き「りょうもう」の発車を見ると10:40発が太田
駅止まりの「りょうもう11号」で、次の赤城駅まで行く列車は「りょうも
う13号」で発車が11:10発と言う事で40分ほど浅草駅でブラブラし
てました。
浅草
▲浅草駅の急曲線狭小ホームが哀愁有ります
「なんで途中止まりなんだ?」と思いつつ、時間をつぶし「りょうもう13
号」に乗り込みました。ヘッポコの乗った車両は北千住駅を過ぎる頃、
窓側が殆ど埋まっている状態でした。その後、停車駅毎にポツポツと
降りていき、太田駅で殆どのお客さんが降りたのを見て太田駅止ま
りに納得しつつ、「りょうもう13号」は終着赤城駅に到着。
赤城駅
▲赤城駅に着いて降りたお客さんは約10人でした(^^;
赤城駅はくみあい飼料の工場が有る関係でサイロが沢山あり、昔は
ホキ2200等が穀物類を運んでいたようでこの頃に来てみたかった
です。
くみあい飼料
塀になっている部分の奥も昔は側線だったのを、トワイライトゾ~ンで
見た記憶があります。
赤城駅側線
倉庫群
穀物サイロも観察しました。セメントサイロとは若干違う造りだったりし
ますが、なんと言っても穀物の独特の香りが辺りに漂ってました。
サイロ
今日の目当ての上毛電鉄ですが、「りょうもう」号とは2~3分で接続
するダイヤが組まれていて当然写真を撮っていると間に合わないの
で1本見送り30分後の列車を待ちます。
乗車券を購入するとワンマン線区らしく、着駅名指定の券面表示にな
っていて、最初「心臓血管」とか文字見てビビリました・・・
乗車券
▲心臓血管センター駅という駅名で県立の施設があるそうです
上毛電鉄は恥ずかしながら車でしか訪れた事がなく、乗車は初めて
でした。で、乗車券に続いて度肝を抜かれたのがコレ!
後の車両から自転車押した女の子が来てビックリしました!折り畳み
でもなく・・・
サイクルトレインとかいう措置で、曜日や時間帯で決められています
が自転車ごと電車に乗せて、お出掛けには電車でどうぞ!的なサー
ビスだそうです。
自転車
で、大胡駅に到着。目的の木造車庫を見るとデハ101が顔を出して
いました。なんでも今日は午前中貸切で動いていたとか!
残念とは思いますが、人の褌で相撲を取ってもしょーもないですから・・・
大胡車庫
メインは木造車庫でして、グルリ一周観察!いい雰囲気です。
車庫側面
前橋まで乗っても良かったのですが、また「りょうもう」に乗りたいため
赤城駅へ戻る事にします。途中、ホキが止まっている駅が有ったので
そちらで一旦途中下車します。
ホキ
冬は上州空っ風、夏は夕立の産地である群馬県。渡良瀬川の向こう
に見える山は真っ黒な雲に覆われてきましたので、帰りを急ぐ事に。
夏休み
大胡駅の駅員さんはマニアにとても暖かく、また「じっくり訪れたい」と
の思いを胸に帰りの「りょうもう30号」の乗車券・特急券を購入。
ヘッポコの乗った車両には、お客さんは他に1人だけで発車しました。
りょうもう
帰り道館林駅通過時、鉄道施設の屋根が壊れているのが見えました。
会社の同期A氏によると、先日の竜巻で被害にあったとか。怪我人が
出なくて良かったです。
館林
▲何かの詰所と思われます
さて、木造車庫のイメージを具体化させるぞ!多分・・・
本日の移動距離211km

あれから20年

鉄コレ3600、先週は殆どいじってません(^^;
今年ももう8月になってしまいました。東急旧3000系が引退してから
今年で丁度20年になり、その時の様子はつい昨日のことの様に思い
出せます。。。
1989年3月19日に目蒲線は4両化に伴うダイヤ改正を実施し、車両
は7000,7700系になりこの時旧3000系達は殆どが廃車になりま
したが、ヘッポコ工場長個人的には’89年8月が最終運用だと思って
ます。
3000系の定期運用は3月18日で終わっていましたが、8月の池上
線ダイヤ改正まで、車両運用の関係で3472Fが緊急予備車として
雪が谷に配属されまだ走る可能性が有ったわけです。そんな中、予
備車といえども休車ではないため、たまに走らせないと絶縁が悪くな
ったりするので、2週間に一度ほど五反田-蒲田間を1往復走ってい
ました。
コレが日曜日に当たったりすると、沿線ではもの凄いマニアの数でし
た。
雪が谷
▲1編成だけ残った3000系はパンタ上げて試運転に出る直前
ヘッポコの記憶では最後の試運転は’89年7月23日でした。とても暑
い日でして、沿線には沢山の同業者がいたことを覚えています。
そして遂に向かえた池上線のダイヤ改正日は、忘れもしない1989年
8月18日金曜日です。池上線は全車7200系になりスピードアップに
よる運用減となり、緊急予備車の3472Fもこの日に廃車回送され、こ
の日から運用に入る3000系がなくりました。
3472回送
▲3472Fの廃車回送
話は戻って、定期運用最後の1週間は目蒲線に全ての3000系が集
結し、3000系大国を成していました。池上線の車両置き換えと目蒲
線4両化による車両回送関係のためで、普段入らない3650形なども
最後に入線しました。
奥沢
▲20年前の奥沢車庫
20年後、今の奥沢は同じ3000系を名乗る車両はこれまた5000系
を名乗る新形式とも肩を並べるばかりか、他社の車両も乗り入れ5月
から導入されたメトロの9000系マイナーチェンジ車も混じり当時から
は想像出来ない風景になっています。
更に20年後は・・・生きているかは分かりませんが、東部方面線の車
両も入ってくる可能性がありどうなるのか楽しみです。
しかし、ヘッポコの頭の中ではこの場所に立つと、緑色の電車が検査
を受けている光景が今でもハッキリ蘇ります。
奥沢