ホームで配給を撮ったあと、階段を下りコンコースへ向かいます。正面口の駅舎内は立派です。
コンコース通路には両側はもちろん、通路の中央にまで食べ物屋を中心にお店がびっしりあります。
時刻は11時半ちょっと前ですが、ブレーメン市内はクリスマスマーケットで混んでいそうなので、コンコースで軽く食事を済ませようと思いました。量が気になっていましたが意を決して、「Curry wurst」というドイツ名物のカレーソーセージをコーラとセットで注文しました。
ドイツ語で「wurst」(ヴォルスト)がソーセージという意味です。
ご覧の通りビールに合いそうです。しかし、付け合わせのポテトが山盛りです。後半は半ベソかきながら食べましたが初の現地料理を駅ナカスタンドで完食。
ちなみに、こんなお店もありましたが、前日にたろうさんから「甘いご飯の肉団子を食べた」との連絡を受けやめておきました。店員さんは韓国人みたいな感じでした。
これから観光に向かおうとするヘッポコ工場長ですが、駅前でフラフラすること約5分、一瞬のうちになんと青空になりました。テツの時は曇りで観光の時は晴れという天気ですが、やはり陰が気になります(^^;
ブレーメン中央駅の駅舎で目の前を路面電車が通っています。
路面電車の停留所には連接バスも入ってきて乗り換えがスムーズに出来ます。まさにバリアフリーです。
こんな感じです。
ここは分岐駅の様でごらんの様に四方八方の4分の1くらいから電車がぢゃんぢゃんやってくるのですが、みんな左右を見て・・・などとやらずお構いなしに渡ります。かなりおっかないです。
駅舎前にも屋台が出ていてお祭り雰囲気が満点です。
ここは普段は広場になっているようなのですが、ご覧の通りクリスマスマーケットで屋台が出ています。クリスマスって日本のしか知りませんでしたが、本当はお祭りなんですね。
普通にシャッター押しても人しか写らず、人が切れるのを待って撮りました。
アメ横の半分くらいの混雑の中を警笛ならしながら路面が走っていきます。後ろは旧市庁舎?らしいです。ランドマーク的な建物です。
クリスマスマーケットをブラブラしたあと駅へ戻るとこんな軌陸車がいました。おそらく路面電車のメンテナンス用だと思います。
今回はDBのファーストクラスを普通乗車券で購入しているため、DBのラウンジが使用出来ます。ッというわけで駅舎2階にあるラウンジへ。入り口は自動ドアの様ですがロックされていて、呼び出すと開けてくれます。乗車券を提示して中へ入れてもらえました。
コーヒーメーカー、ドリンクサーバーがあり、全てフリードリンク。パソコンスペースもあります。
コーヒーを飲んでくつろいでましたが、なんとマグカップがDBのロゴ入りで涙が出そうになりました。
ICにも乗ってみたかったので帰路はICの列車を選びました。
帰りも個室を取りました。
外が薄暗くなってきたのと、ICEとは比較にならないほどICの窓はどれも汚れており、旅の疲れも出てきたのかずっと寝てしまいましたが、日本の新幹線のグリーン車よりとても優雅な移動が楽しめました。
16時過ぎにハンブルク中央駅に到着しましたが、ミニチュアワンダーランドの閉館まで1時間半ほどあるので向かうことにしました。Uバーンに乗りヴァームバウル駅へ向かい、目の前の桟橋に出るといい感じの夕暮れでした。お台場よりも上品な感じの港です。晴れの観光地もいいですね。
足早に向かいチケットを購入し、4階へ向かうと「おっ!」と。昨日より18人増えています。結構来るんですね。
ちなみに、1人という国がありました。読めないしどこだか知りません。
空港の回りは今日も混んでいました。
貨物駅も結構あります。
こんな貨物駅いつか作ってみたいです。
ビルの内部はなんとも言えない出来です。
コチラは1/1ですが、ドイツのビルってスモークガラスで無くよく見えるんです。また耐震性の違いかとても壁が薄く感じます。これなら室内脇にストラクチャーを置きたくなります。
ミニチュアワンダーランドが18時で閉館し、再びハンブルク中央駅へ。クリスマスの電飾が電球のせいかとても暖かみを感じます。
コンコース通路は2箇所あり、コチラ側は2階建てです。マックをはじめフードコートは勿論、スーパー、コンビニ、薬局、カメラ屋、本屋なんでもありココで用事が足せます。
駅脇へまわると一番上のペントハウスから漏れるピンク色の光がとても怪しく気になります。
夜の繁華街へ向かいました。
-つづく-
ミニチュアワンダーランドへ-その4-
さて、ヘッポコ工場長が泊まったホテルは、ハンブルク中央駅から歩くと15分程でしたが、地図を見ていると徒歩4~5分程の所にSバーンの駅があるのを発見しました。しかし、駅方面はちょっと人通りが少なく治安が心配でした。
そして、なんとホテルの横に「シャープ」の文字が!最終日日本のビジネスマンとお会いし、3日ぶりに日本語を話しました。聞くところによると、Sバーンの駅まで歩いても問題無いとのことで、もっと早く気がつけば良かったです。
BMW、ワーゲン、アウディ、ベンツと・・・田園調布、芦屋と見間違えそうな光景です。
前日、DB窓口で切符を購入した際駅近くの模型屋さんに行きました。一番欲しいモノは無かったのですが、せっかくなのでファーラーのキットを買いましたが値段はユーロが上がっているせいか、割安感は無かったです。当然と言えば当然ですが3/2がHOでNは1/3と言う感じです。
道楽ぼうずを彷彿させる作品が色々展示されていました。写真を撮りたいというと、「やぁ、どーぞーっ!」っと、店番のおばさんは喜んで撮らせてくれました。世界広しといえども、模型はやはり貨物ネタがなんとも良い雰囲気です。
さて、3日目も時差ボケで3時半には目が覚めましたが、2度寝できまして、朝8時前に駅へ向かうと本日も曇り男でした。(写真はイメージで前日の夕方です)
またホームで写真を撮って時間調整です。コレがなんだかは知りませんが、外周幌に包まれた中間運転台的な感じです。
この日はブレーメンへ向かいます。前日、ミニチュアワンダーランドを一度出てDB窓口で切符を購入しておきました。個室が欲しいとのことで「コンパートメント」と発音しても発音が悪いのか、言葉が違うのか意味が伝わらないようで、英語ドイツ語日本語を交えて何とか購入出来ました。ガイドブックでは「紙に書いて渡しましょう」とあったのでその通りにすれば良かったです。帰りはICに乗りたかったのでICにしました。コレが乗車券です。ブレーメンは片道100km程度です。高いかどうかはご想像にお任せします。
これがコンパートメントで1両3室あります。奥が開放座席です。
このように予約が入るとその区間が表示されます。電気が消えている箇所は自由席という、スワローあかぎ方式です。95の座席にも予約が入っていましたが、ちょっとすると消灯していました。
駅で購入したパンとコーヒーを置いてみました。
最初真っ暗で電気の付け方が分かりませんでしたが、左側の電球マークがスイッチになっていました。真ん中がエアコンです。
室内灯を消すとパイロットランプが点灯します。
快調に飛ばしています。
2駅目がもうブレーメンです。
ブレーメンに定刻到着です。ブレーメンが近づくと雨交じりの雪が降っていましたが、ヘッポコ工場長がホームに降りると止んでしまいました。
程なくICの客車を引いた電気機関車がやってきました。日本で言う配給列車のようですが、電気機関車はよくわかりません。ナンバーからすると120型って言うのかな?
しばらくすると3軸ロッドの機関車がダブルデッカー車を推進で持ってきて連結させてました。
連結シーンはコチラをどうぞ。
かなりお得な気分でした。
-つづく-
ミニチュアワンダーランドへ-その3-
解説するまでもないので写真を沢山貼るだけです。なんと言っても空港から。
空港の夜景
飛行機の離着陸はこのディスプレイで順序が確認出来ます。しかし良く出来ています。
空港貨物ターミナル屋内の様子
空港の外れ掘り割り区間にはオイルターミナルと貨物引き込み線。
夜景もキレイです。
屋内プールの夜景
内装のスゴイ建物断面
金庫破りと待ち構えるPOLIZEI
コンサート会場のPA席
館内にはレストランも併設されています。なんとなく電車っぽいです。
料理はメニューから選んで調理してもらうモノと、ブッフェのようなショウケースから好きなモノを取り出すのと2種類あり、時間が勿体ないのでショウケースから出したのがコレ。何というか分かりませんが、ベーグルサンド?とホルスティンビールで昼食です。
腹ごしらえが済み再び館内へ。ココがコントロールセンターでして、列車の運行、自動車の運行、飛行機の離着陸をコントロールしています。一番上にエンバカデロー社のロゴプレートがあります。心臓部はMade in USAなんですね。許可を得て撮影・・・と言うか聞いたら館内で撮影禁止場所はないそうです。でも、一応断りましたよ。
一番下にある赤いスイッチは非常停止ボタン?機械ボタンマニアとしては押してみたくなります。
続いて館内の一番外れにあるワークショップを覗いてみます。こちらも一応断って撮影しました。遊園地のストラクチャーが製作中でした。観覧車とジェットコースターが見えます。
製作中の建物からは照明用と思われる恐ろしい数のコネクターがでています。しかし、どれもコレも勉強になります。
入場時にどこから来たのか聞かれましたが、4階の階段正面に国別訪問者数を示すこんなディスプレイがありました。これでヘッポコ工場長もこの中の一人にカウントされたはずです。しかし、日本人結構きているんですねぇ。
工場の夜景はナトリウムランプの色合いがとても良いです
雪の中ライトアップされた教会がとても良い雰囲気です
夜と言えばモーターカーと夜間作業
夜のマーケット
サッカー場
遊園地。観覧車はファーラーからHOだけにある大きなJUPITERという観覧車です。
この日は閉館が21時30分だったので、証明をもらい一度外出して再入場させてもらいました。20時過ぎですがコレだけの人がまだいます。
大体皆乗り出して真剣な表情です。
女性だけのグループも何組か見かけました。
晩ご飯はココのレストランでカルボナーラとコーラにしました。サラダを食べたかったのですがデカ過ぎるんです。
夜の繁華街をふらつき、軽くビールを煽ってホテルに戻りました。前日寄ったコンビニでサンドイッチを購入し、野菜不足のためサラダも買いました。一番小さいのでこのサイズ。後ろのノートパソコンの横幅は26センチあるので大きさは想像出来ると思います。
ドレッシングは「何にする?」と聞かれましたが、和風は無いはずなのでお勧めをチョイスしてもらうと「アメリカンドレッシング」なるもを。アメリカンだから薄いのかと思いましたが、フレンチを甘酸っぱくしたような味で初めて食べました。ドレッシングもデカイです。
-つづく-