2016初冬・ピッツバーグへ-その6-

保存庫から路面電車に乗って本館まで戻ってきました。奥にある模型のコーナーへ案内してくれました。

時間が来ると電気を消して夜景も楽しめるようになっています。いつも展示してあるのか聞くと、「クリスマスの今だけ」とのことでした。

トイに近い形ですが、コレだけの夜景ともなると準備も大変だと思います。

なんだか和みます。

さて、一通り見終わってまたタクシーで帰ることにします。フロントでタクシーを呼んでもらいますが、フロントのお姉さんに「Uberはないの?」っとあきれた顔されましたが、素人の小遣い稼ぎタクシーなんて乗りたくないです。
コチラに近いダウンタウンからタクシーが来てくれましたが、料金が事前提示制で往路より$10位安く帰れました。

往路とは異なり、ハイウェイはだいたい右側を走っていて安全運転です。

このPORT PITTトンネルを抜けるとピッツバーグダウンタウンが広がります。

トンネルを抜けるとピッツバーグダウンタウンが見えます。

ダウンタウンの外れで降ろしてもらいました。帝産バスのようなマークの建物はピッツバーグの長距離バスターミナルです。左側にアムトラックの架道橋が見えます。

どの方面に出ているのかはよくわかりません。旅客は疎らです。

時間帯のせいもあるのでしょうが、チケットカウンターも旅客が疎らです。

道路を挟んで反対側にはアムトラックの駅があります。丁度貨物列車が通過していきました。

コチラが駅舎正面です。

ココは列車が毎日来るわけで無く、来ても夜行を中心に1日最大上下4本程度なので夕方に来てもご覧の通りです。

ホームは行き止まり線が1線と、本線が1線あるだけでした。

外へ出ると日が暮れてきました。

ピッツバーグはPittsburgと書く位で、後半はドイツ語の砦・城を意味するブルクと同じスペルです。街の生い立ちに欧州が関与しているせいもあるためか、欧州チックな建物も多く見かけます。

街中がサイレンの音に包まれなんだか騒がしくなってきたので、ホテルへ逃げ帰ることにします。

-つづく-

2016初冬・ピッツバーグへ-その5-

店内はNゲージが殆どで見ていて飽きませんが、欲しいアメリカ型は限られているので在庫が無くて良かったです。左側が店主さんで、カトー2代目社長との記念写真見せてくれました。

流石お膝元、ウッドランドの製品も充実しており、ストラクチャーやこれらを購入しました。お店は通常17時までの営業ですが、ブラックフライデーでこの先クリスマス月間のため19時から21時まで再びオープンし、全品2割引きでお得に買い物が出来ました。

お店は住宅街の中にありバスは約40分後です。事前にホテルで聞いていたタクシー会社に電話し、タクシー呼んでホテルへ戻りました。アメリカで携帯で初めてタクシー呼びましたが電話番号聞かれて「国際電話しかなくて、+81の0・・・。分かった分かった。」っとめんどくさがられました(笑)。

気温3度の中、40分もバスを待つのは無理です。タクシーは15分程で出来てくれて、ホテルへ無事到着。早めに寝ることにします。

明けて、セブンイレブンで買ったパンを食べトロリーミュージアムへ向かいます。ロビーにはサンタさんが沢山居ました(爆)。外国ですねぇ。みんなクリスマス楽しんでいます。

ヒルトンホテル前にはタクシーが沢山止まっていますが、ヘッポコ工場長の利用しているホテルにはタクシーが居なかったのでフロントで呼んでもらいます。40キロほど離れたトロリーミュージアムを頼むと「知らない。住所を教えてくれ」ッと言われ、その住所をナビに入力して運ちゃんはナビ通り走り始めました。

高速を飛ばしていきます。メーターはマイル表示なので何キロ出しているか分かりませんが、結構かっ飛ばしてました。

トロリーミュージアムに到着すると入口で「やぁ、日本のジェントルマンだね!待ってたよ!」っと早速中へ。事前に何度かメールでやりとりしていたのでスムースに行きました。

サンタトロリーなるモノが走っていて子供達に混じって案内のボランティアさんと一緒に乗り込みます。

少し離れた場所まで電車で移動するというオシャレさ。保存庫へ到着です。

いやぁ、感動でした。

上には600Vが引かれていて、コンタクトで集電しMG回して電源がはいります。ベンチレータ、側面といい東急7000系に血が分けられたのがよくわかります。

案内の方が「サードレールなんだけどね」っと言ってました。

ボランティアの方々によって車内もキレイ復元されたそうです。

右ハンドル車です。

感激に浸り、満足した後一通り館内を見学させてもらいました。ささら電車です。

電動ホッパー車です。電動無蓋車では無いところがスゴイです。

信号機がありました。「コレ本線用?入換用?日本では同じ形で入換信号機だよ」っと聞いたら「入換用だよ。ボランティアが点灯するように改造したのさ」っと。すげー!

一通り見学した後、またサンタトロリーで戻ります。なんとなく猫バスです。

-つづく-

2016初冬・ピッツバーグへ-その4-

昨日夕方、ドイツより無事帰国しました。さて、再びピッツバーグです。
ウッドストリート駅より1駅だけトラムに乗ります。運転席の背後に運賃箱が有り、運賃を入れるかTAPカードをタッチさせます。

ただ、驚いたことにダウンタウン地区の乗り降りについてはフリーゾーンと言うことで無料なのです。

路線図で薄い黄色の範囲がフリーゾーンになり、トラムで言うと6駅分タダ!説明を読むとバスは19時までで、トラムは終日タダという、高齢者だけで無くみんなに優しいです。

1駅で降ります。分岐駅のようで将来アムトラック駅方面に延びるんだとか。でも、工事している様子はありませんでした。

どんなに写真撮っていても怒られません。大都市とは全然違います。

コンコースに出るとバスの時刻表がずらりと置いてあります。「必要な分だけ取ってね」と横っちょに張り紙がありました。
ネット社会でもこう言うの良いですね。後で模型屋さんに行くので「8系統」のタイムテーブルをもらって行きます。

ホテルがある場所は、ダウンタウンとは打って変わってオフィス街です。有名なUSスチールの本社がある地区です。

駅名はその名の通りスチールプラザ駅です。

常宿チェーンに到着。

豪華さがウリのホテルではないので、至ってシンプルで実際こっちの方が落ち着きます。
時刻は15時過ぎです。18時間を超える移動だったので、シャワー浴びてちょっと横になります。

起きたら真っ暗ですが、まだ17時です。USスチールの本社がホテル目の前です。

トラムに再び1駅乗り、ダウンタウンへ向かいバス停へ。

ダウンタウンの中で一際明るい場所があり行ってみるとミュージカルシアターでした。無垢の電球だけでの電飾っていうのも21世紀に入ってからは新鮮に感じます。

1時間に一本のバスに乗りダウンタウンからは約6km程離れた模型屋さんへ。

アメリカでは珍しいNゲージメインのお店の様です。店内を見ていると、常連さんがやってきて、常連さんの案内で地下へ。Nゲージの大きいレイアウトがありました。

地下でも湿気がこもらず、快適に管理されています。タンク車のベースはカトーのタキ3000のようです。

-つづく-