物流

今日は東京・品川にある物流博物館へ行ってきました。夏休み前に行
こうと思ってましたが、リニューアル工事中で行けず仕舞いと言うか、そ
の後わすれてましたが、先月末にオープンしたのを交通新聞で読み思
い出して行ってきました。
物流というと宅配便なんかが思い浮かびますが、貨物列車も物流のひ
とつです。
品川駅から5~6分歩いた所にあります。入館料は大人200円です。
博物館
で、中は色々な荷役設備の模型が展示されています。時代は五街道
で栄えた江戸時代の宿駅から、現代の宅配便までありとあらゆる模型
があります。その他にも写真が展示されていて、鉄道貨車の荷物積み
込み取り降ろしの写真もかなりあります。
新発田
▲新発田駅の貨物ホームが再現されてます
一番衝撃を受けた写真は、通風車にバラ積み!されたミカンを降ろし
てそこで木箱に詰めていた写真です。スゴかった!
地下1階は現代物流の模型オンパレードです。HOサイズのELとコキ
やトラックなどの模型がまず目に入ります。
模型
そして圧巻なのはNゲージサイズの・・・とにかく物流模型です。地下
展示室のほぼ3分の1を占めてます。
貨物駅
▲東京貨物ターミナルをモデルとした貨物駅の模型
トラックターミナル
▲京浜トラックターミナルなどをモデルとしたトラックターミナル
港
▲大井コンテナ埠頭をモデルとした模型
模型は鉄道、トラック、埠頭のガントリークレーンが稼働します。その
他成田空港をモデルとした航空貨物も再現されています。
その他にも各運送業者ごとの伝票なんかも展示されています。
看板
▲展示のみで実際には送れません
そして一番のお勧めは、映像展示です。物流博物館オリジナルの映
像は子供向けに制作されてますが、宅配便の配送の仕組みなどが時
間毎のドキュメンタリー風に制作されていたりします。
そして、物流業者制作の映像ももの凄いモノばかりです。日通制作の
「白いレール」という映像は東京モノレールのレール運搬とその架設映
像でして、見た事のない骨董品級の「ふそう」トレーラーが映っていた
りしてます。
映像は全部見切れなかったのでまた見に行こうと思ってます。
貨物駅製作の起爆剤になったかなぁ・・・

季節営業の臨時駅【偕楽園駅】

偕楽園駅

急に臨時駅が見たくなり今日、茨城・水戸にある偕楽園臨時駅を見に行ってきました。国鉄フリークのヘッポコとしては偕楽園臨時乗降場という響きの方が好きです。上野から普通勝田行きに乗車です。出発時は朝間ラッシュ時でしたので全く持って普通車でも座れますが今回もゆったりと景色を楽しみたいので迷わずG車へ乗りました。

▲4号車側の乗客は今回も少なくヘッポコ工場長1人だけでした

2時間ほどで水戸駅に到着しました。水戸駅では415系の写真を撮ったりしながら、模型の参考に駅構造も撮影します。水郡線の分岐駅なので下り方の配線にちょっと興味がありました。

▲左が水郡線,右が常磐線.

水戸駅で下車し約1.5キロほど線路沿いを歩き偕楽園駅へ向かいます。途中「ゆう」に増結する電源車のマニ50があったりしてちょっと感激でした。

で、お目当ての偕楽園臨時駅です。思ったより立派な造りで期待はずれでした。なぜか急に、模型で臨時駅の様なモノが作りたくなったのが原因です。

▲下り線側にしかホームがありません.

偕楽園臨時駅は偕楽園で春先に行われる「梅まつり」の時期だけ営業する臨時駅です。出札窓口や詰所などは営業時だけ設置されます。

駅前はバス折り返し所と偕楽園・常磐神社の駐車場も兼ねており観光地の雰囲気満点でした。

一通り写真を撮った後は、駅前から関鉄バスで水戸駅まで戻ります。
所要時間15分、整理券方式で230円でした。さて、今度は恒例の墓参りを兼ねて一旦下ります。415系に乗り日立駅を目指します。日立セメントのセメント工場引き込み線跡を見ようと下車しましたが、イマイチいい場所がありません。結局ホームから望遠で見て合掌。

スーパーひたちが入線してきましたが、下り普通列車2に対して特急
列車が1という割合です。特急列車で帰ろうか悩みました・・・

で、結局また415系の上り列車に乗車し今度は友部駅を目指します。
日立の工場から出る専用線跡を見ながらこれまた合掌。

で、やっぱりすぐ特急の待避がありどうしようかと・・・
フレッシュひたち
▲フレッシュひたちもかなりの乗車率でした
友部駅で下車し太平洋セメントの取り降ろし線跡に合掌。ココは脇が
通路になっていて間近で取り降ろし設備を見る事が出来ました。
セメント線
▲プラントは現役で営業中です
セメント取り降ろし
▲模型製作に備えじっくり観察しました
再び駅へ戻り反対側の専用線を覗くと、こちらは現役でJTの専用線
があります。
JT積込
▲入換は残念ながらアント君でした・・・
観察を終え帰宅は結局普通G車で帰る事にしました。駅構内のニュー
デイズでパンとコーヒーを買い込みゆったりと帰宅の途につきました。
帰りの車窓から稲刈りの真っ最中に何度も遭遇。もう秋なんですね・・・
稲刈り
いい加減模型作らなくちゃ・・・

リベンジまとめ

来週か再来週で無くなるという伏木の製紙貨物輸送。これのスイッチャ
を撮りたくて先月に引き続き行って来ました。というかスイッチャが居
たのを知りませんでした。
名古屋からのしらさぎは、乗り鉄のヘッポコにしてはまたまたやらかし
て指定を取ったのが前日でした。前泊できるかビミョーな所もあり指定
をとるのがギリギリで、指定を取りに行った時窓際の席があと3席とい
うギリセーフでした。
しらさぎ
▲しらさぎとかサンダーバードは前から見ると区別付かないです(汗)
名古屋駅を出てちょっと走ると目に入るビール工場がいつも気になりま
す。
ビール
▲原料タンクのような物がビールのカラーリングです!
高岡駅に着くとまたまたハットリくん号が止まってまして、ディーゼル
の「ガラガラ」といういい音を立てて停車中です。
はっとりくん
▲しかし録音で乗るとちょっと迷惑なハットリくんでした
高岡駅からサッサと万葉線に乗り換え、高岡貨物駅に向かいます。先
月も来たばかりなので迷わずに目的地へ向かえました。
もう2軸のスイッチャは動かない物と決めつけ、高岡貨物駅脇の踏切
で午後の引き出しを待ちかまえてました。が、
ホイッスルと共に萩布倉庫の方から2軸が出てきました(T_T)
高岡2軸
急いで工場へ戻ると今度はコキ4両を切り離し、また萩布の方へ戻っ
て行きました(大泣)
工場は製紙工場の模型を作るために色々観察です。
工場
▲岳南の大日本製紙に比べると貨物線がスッキリしてます
泣いていても仕方ないので、如意の渡しへ向かい伏木のスイッチャを
狙いに行きます。
如意の渡しは1時間に4本程度運行してるようですが、平日は乗客も
少ない様で時間になってもやってくる気配がありません。対岸から手
を挙げ、両手を振ると船頭さんが気が付きやってきてくれました・・・
如意の渡し
▲運賃は200円!
係の方が「どちらから?」と聞かれ、話すとなんとウチの近くに昔住ん
でいた様で、乗船中は話が盛り上がりました。
さて、1キロほど先の製紙工場へ徒歩で向かいます。奥野さんのブロ
グで14時40分に不定期の搬出があり、ウヤ覚悟で向かいます。35
分に工場の前に到着すると回転灯が回り始めました。
確信して待っていると2軸のスイッチャが3両のコキを押し出してきま
した。雑草の向こう側とは言え十分に満足しました。
伏木スイッチャ
▲雑草が伸びきりガードレールに乗り何とか撮れました
この後、寝台特急日本海に乗車するまでかなり時間があくので、一度
金沢まで戻ります。福井まで戻ろうかと思いましたが、運賃が往復で
結構高くなるので金沢にしました。「ゆめのゆ」というスーパー温泉銭
湯みたいな場所で時間をつぶします。
時間になりようやく日本海がやってきました。
日本海金沢
▲金沢で運転士交代でした
今回は奮発してA寝台に乗車します。日本で唯一残るプルマン式寝
台で、同構造の銀河A寝台に乗れなかったのもあり今回楽しみの1つ
でした。
A寝台
▲中央に通路のあるプルマン式寝台
走行録音の関係もあり寝台は「1下」の場所を指定してとりました。こ
の日A寝台は下段が1席、上段2席空きがあるだけでかなりの乗車率
に驚きました。
A寝台下
▲広々としたA寝台下段
A寝台上
▲一応窓が付いているA寝台上段
直江津を過ぎてからの運転士さんは停車、引き出し共に上手で久々
当たり!の運転士でした。
翌日は大鰐温泉駅で下車します。朝だけ雨が降っていましたが程なく
上がり1時間半後に来るあけぼのを撮ったりしてました。
ちなみに下り普通列車は8時台の後は11時まで列車が来ないと言う
超閑散路線で、乗り遅れたら大変です。
あけぼの
弘南鉄道に乗り津軽大沢駅の車庫を目指します。模型の6000系を
作るため資料収集のため見に行きました。
駅と構内で許可を貰い東急旧6000系の観察です。
6000系
キ100なんかもありこちらもじっくり観察です。
キ
▲昭和12年製の骨董品です!
弘前で「津軽フリー切符」を購入し色々乗り鉄して2泊したあと、知人と
合流し「つがる」→「はやて」を乗り継ぎ帰宅しました。帰りは3連休の
中日に当たりかなりの混雑で「はやて」は満席でした。
師匠でもある知人は、盛岡駅で「こまち」の連結が見られる様しっかり
と10号車の端っこの座席をゲットしてくれました!
こまち
▲連休中なので子供が多かったです!
新幹線ホームの真ん中に3現示の地上信号機が有るのを師匠に教
えてもらい帰り際更にビックリしました。
信号機
長々とお読み頂きありがとうございました。