金沢八景駅延伸
金沢シーサイドラインは神奈川に住んでいる方でもあまり馴染みが無い鉄道だと思います。根岸線の新杉田駅から京急線の金沢八景駅を海沿いに結ぶ新交通システムで、株式会社横浜シーサイドラインという会社の、金沢シーサイドラインという路線名です。
ゆりかもめの横浜版ッと言った感じで、同じく全線無人運転の路線です。大きな観光施設と言えば八景島シーパラダイス位でしょうか。
平成元年に開業した金沢シーサイドラインですが、京浜急行金沢八景駅付近の再開発に併せて駅を延伸する予定で、当初から金沢八景駅は仮設開業でした。今回駅付近の再開発の進捗により本来の駅位置に160mほど移設し、3月31日に本設開業となりました。
金沢八景駅延伸
金沢シーサイドラインの新駅は京急金沢八景駅の改札を出て左に曲がるとすぐの所です。
短いエスカレータと階段があり、上がるとコンコースになっていてコンコース右側が改札です。
しかし、シーサードラインから降りると最初に階段が目立つため、まだ慣れていない高齢者などは階段をやっとこさ下りていきました。
券売機が並ぶコンコースはとても明るいです。
バス停のある国道16号線側からは階段のみのため、エレベータ、エスカレータを使用する場合は京急側に進む必要があります。とは言っても、バスターミナルも線路右側に建設中のため何れは国道を渡る必要が無くなると思います。
ホームは1面2線の島式ホームですが、当面は2番線のみの使用で片線運転です。
停止位置から15mほど過走余裕距離があり車止めが設置されています。ゴムタイヤなのでオーバーランすることも無いと思います。
現在使用されていない1番線側には開業祝いの蘭などの生花が飾られていました。
生徒さん達がお小遣い出しあったのでしょうか。スゴイです。
駅への進出入はハの字の片渡り線を組み合わせた配線になっています。駅を出ると直ぐ下り線側から合流するポイントがありますが、下り線の線路上にはまだ旧駅があるためポイントは使用停止となっています。
旧駅舎の下には1番線側から上り線に合流するポイントが既に用意されています。
ポイント下には既に桁があったため当初からの予定通りと思われます。
金沢八景旧駅舎
旧駅舎へ行くためのペデストリアンデッキは既にぶった切られており、地上側からもL型フェンスが設置されて駅舎に行くことは出来ません。
平成になってじきに開業した旧駅舎は、平成が終わる直前に役目を終えました。
旧ホームは当然通過扱いとなり、現在解体工事が行われています。手信号代用器は新駅部分2番線側にはなかったので、コレがまだ生きていると思われます。
旧ホームを過ぎると複線になります。旧ホームの解体が終わると複線化が完了し実質増発となるため、現在J-TREC横浜工場にて2編成が製作中です。
スポンサーリンク金沢シーサイドライン車内
金沢八景駅を出ると平潟湾沿いに走るため海の上を走っているような景色を楽しめます。八景島付近でも海沿いを走ります。無人運転のためゆりかもめの様に運転台に座ることも出来ます。
車内からはかつてのGMカタログに出ていた漁港を彷彿させる景色がみられます。
車内はセミクロスで天気の良い日には青い海の景色も楽しめます。10連休で乗り通してみるのも良いかもしれません。
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シーサイドラインから見える漁港
昔ラジオで聞きましたけど
ミッキー安川がこの漁港に何だか縁があったとか
仮駅~本設駅の区間いずれ乗りに行きますかね
>南栗橋車両管理区荒川支所さん
ミッキー安川さんは横浜出身でしたね。この辺りの出身でしたか。
高いけど開業区間乗ってみて下さい。