折り返し20分ほどで再び釧路駅を目指します。復路は普通列車としての運転のため、往路の快速運転と違い、20分ほど余計にかかり2時間半超えの道中となります。
っとはいえ、車内はガラガラで出発です。途中からそこそこ乗車してきます。
根室駅から一駅目の東根室駅が本当の最東端の駅です。根室駅自体はココから90度折れて西に向かうため、ココが最東端駅です。
道東にある断崖台地の町、浜中にやってきました。断崖が見えるのは霧多布岬です。
船越英一郎もびっくりな切り立った断崖です。
この浜中町は、ルパン三世の作者モンキーパンチさんの出身地でもあるため、町でタイアップをしていて、ルパン三世のラッピング気動車も走っています。
牛やヤギの酪農のほかにもお馬さんもいます。ハーゲンダッツジャパンの日本製ハーゲンダッツのミルク原料は、この浜中町の牛さんのミルクが使われています。車窓からも銀色タンクのミルクローリーを何台も見かけました。
厚岸駅を過ぎたあたりから乗客は増えてきましたが、クロスシートが埋まることはありませんでした。朝早かったせいもあり、ほどなく記憶がなくなり寝落ちし、終点釧路駅に定刻到着です。
日が傾いてきて影がなくなりキハ54を記録に収めます。コチラの方が幌が付いていてかっこいいです。
隣のホームには網走行きの釧網線が入ってきました。コチラはさらに長丁場で、釧路湿原をぬけて3時間超えのロングランです。コチラのキハ54も上り方だけ幌がついています。
転換式クロスシートの車両もいてキハ54はなかなか奥が深いです。
翌日は特急で札幌へ向かいますが、車内販売がないとのことで駅弁を確認しておきます。
日が暮れてくると一気に気温が下がり、11度です。改札を出てホテルへ向かいます。
プリンスホテルに到着しました。
レセプションでチェックインを行います。
前日とは違い、コチラはプラチナステータスがあるためか最上階の16階を当てがってくれました。17階はレストランバーになっています。
シングルの部屋で全然OKです。窓にある机は景色を楽しめということでしょうか。
典型的なユニットバスです。
景色は駅側が見えます。ルートインの奥が駅なのでココから列車を見ることはできません。駅前の方にホテルが固まっています。
部屋は東向きなので、エレベーターホールへ向い西側を見ると丁度日没となるところでした。シングルは東向き、ダブル以上が西向きという構造になっています。
プリンスホテルはプラチナステータスは朝食だけが無料でついてくるので、夕食は町へ繰り出します。漁港が近くにありそこの食堂街でいただきます。
中はこんな感じですが、10月下旬はオフシーズンに近くガラガラです。11月に入るとタンチョウヅルの季節なのでもう少し混むとおもいます。
肉のお店もありますが、お魚のお店に入りお魚をいただきます。お通しがエビです。
北海道といえばジャガイモで、ポテトフライをいただきます。
お刺身の盛り合わせを注文しましたが、プリップリのウマウマホタテ初めて食べました。店主さんにこんなホタテ食べたことないと告げたら、「ごめんねー、今日のは小振りなんだよ。大きいのは高すぎて変えなかったよ」っと正直な回答。そんなこと言われたら大きいのも食べたくなります。
〆にいくら丼「小」を頂きました。早朝からの疲れもあり、床へ就きました。
-つづく-