【バスコレ】京浜急行バス営業開始20周年2台セット

京浜急行バス営業開始20周年2台セット

京急バスは、2003年に電鉄から分社化して、20年周年の記念としてバスコレ2台セットが発売になりましたので購入してきました。

いすゞエルガ

いすゞエルガの短尺で逗子営業所D1255がプロトタイプです。方向幕は「逗12 海岸回り葉山一色」行きとなっています。

葉山・一色地区は特に狭隘区間が多いため、この辺りに就く運用車はこのような短尺車が主力です。

逗12逗子駅行きです。コレで対面通行なので運転士は結構神経使うと思います。右側商店の裏が海岸のため、特に夏場などは地元以外のクルマも多くより一層神経を使うことでしょう。

日野ブルーリボンシティ

久里浜営業所のF4220がプロトタイプです。コチラはかわって大量輸送用の車両で、箱裏の解説によるとYRP線の大量輸送用とのことで、中扉は4枚折戸のタイプです。現在は廃車になっているっそうです。

方向幕は「野4 通信研究所」行きとなっています。通信研究所を降りるとNTT開発研究センターがあり、山の頂上なので見晴らしもいいです。

BRCは長尺で、我が家のバス折り返し所駐車スペースからはみ出ています。

日野ではありませんが江ノ電バスの4枚折戸車、コチラのバスも結構乗車率の高い区間に充当されるようです。

映画「窓ぎわのトットちゃん」を自由が丘目線で見てきた

東宝の配給で昨年12月8日から封切となった映画「窓ぎわのトットちゃん」を見に行ってきました。原作は30年以上前に書籍で読んでいますが、コレがアニメ映画になるとは思っていませんでした。
映画の内容はほぼ原作と同じなのでネタバレ云々はないと思いますが、自由が丘1丁目29番地区再開発事業の仮囲いに原画が印刷されているので併せて見に行ってきました。

トットちゃんが通ったトモエ学園入口の原画も描かれています。トモエ学園は木造国電の廃車体を校舎として利用していたため、今もあったらとても興味深いものになっていたと思います。

トモエ学園の跡地は長らくピーコックストアの平場駐車場になっていましたが、その後立体化され、現在は更にデュ・アオーネという商業施設に生まれ変わりました。ココの角地左側がトモエ学園の入口側です。

戦災により焼失した後、戦後にトモエ学園は幼稚園として再開しましたが、15年ほどで閉園して駐車場になってしまいました。ヘッポコ工場長も幼稚園の頃この辺を通ると建物の基礎跡があり、「何があったのだろう?」と子供ながら疑問に思っていました。盛土の横には防空壕の様なものもあった記憶があります。

トットちゃんが何度となく出てくる自由が丘駅駅舎の原画で、当時は自由ヶ丘で「ケ」の字でした。駅の改良工事が行われるまで南口はなく、大井町線、東横線共に島ホームの1面2線で、大井町線へは構内踏切を渡る構造になってました。

今の時代でパーティーの案内状や地図などで「自由ヶ丘」となっていると、作ったのが地元の人ではないなぁってすぐに分かってしまいす。

駅舎があった場所は現在東急自由が丘ビル、旧自由が丘東急プラザビルの場所です。この辺が駅舎への出入口で、今は駅設備としては何もない場所です。

この赤丸付近が駅本屋入口でした。現在の留置線は当時自由ヶ丘検車区となっており、検車庫もある大きな車庫でした。この写真ではその面影が残る配線が見て取れます。

この三菱UFJ銀行の奥が駅本屋で現在は、副支店長が座っているあたりがかつての本屋改札になります。

1959年に竣工した駅改良工事後に東急プラザとしてオープンているため、すでに築60年以上の建物です。最上階にはレストランが入っていて、週末に両親に食事に連れて行ってもらった記憶があります。今もレストランはあるのでしょうか。

現在の駅舎は盛土区間を取っ払って1959年に完成したものです。

劇中のカットを見るとトットちゃんはこの道路を通っていたようです。制作協力に自由が丘商店街振興組合が入っていたため、当時の商店街再現はかなり高いものになっています。この狭い道路を東急バスが通っていて、狭隘バスファンにはなかなかなものと思います。

戦争が激しくなり井原食堂の前で「おなか空いたよ~」っと泣くシーンがありましたが、写真真ん中にある植え込み右側が井原食堂のあった場所です。

田園調布教会も現存して多摩川駅からよく見えます。

劇中ではモハ510形が軽快に走っているシーンなどもありとても見ていて面白かったです。車内の様子もよく描写されていまして、おそらくココをロケハンしたと思います。

トットちゃんのお父さんは新交響楽団(N響の前進)でコンサートマスターを務めたバイオリニストで、大人になったトットちゃんは奥沢にあったバイオリン製作者の元にたまに遊びに来ていたようです。ヘッポコ工場長もそのお宅へよく遊びに行っていたの思いだします。

今回の配給元である東宝は阪急グループで、東急系列であった東映の配給でやってもらいたかった気もします。
原作通りのイメージで見られる映画で、面白いので見に行ってください。

謹賀新年

昨年に続き、本年もよろしくお願いいたします。今年こそ模型しっかりいじります。