2020冬四国・関西へ-その4-

高架駅となってしまった高知駅はかつての四国らしさがなくちょっと残念です。

駅はアンパンマン一色です。

人気あるんでしょうね。

鉄道模型風ですが線路はなく棒状の軌道を回り、ペーパー製のような感じでした。

駅前に出ると共産圏のような銅像が三体並んでいました。真ん中が坂本龍馬です。

15時過ぎですが、日没まで1時間ちょっとなので宿へ向かうことにします。はりまや橋まで駅前から土佐電で移動します。

コレに乗ります。はりまや橋は3つ目で市内均一の200円です。

3人だけ乗車で出発です。

途中乗り降りする人がいないと通過です。3分ほどではりまや橋に到着しました。

平面クロスもあり、4方向にそれぞれ分岐できる一大ジャンクション駅です。

複分岐器の路面仕様という贅沢さです。だいぶ日が傾いてきたので「はりまや橋」を見学してホテルへ向かいます。

日本三大がっかり名所で有名な「はりまや橋」ですが、橋の形状としては別に悪くないです。GMのキットにこんな橋が入っていた様な記憶があります。

はりまや橋は今でも架橋されていてコチラが現在の橋で、高欄部分で橋だと言うことがわかります。赤い方の旧橋は橋長が短縮されて展示されているそうです。

お土産屋さんのキティーちゃんもはりまや橋を渡っています。

アンパンマンの石像もありました。かなり日が傾いています。もうこの辺が活動の限界です。

人通りの少ないアーケードへ入っていきます。

アーケード内にある定宿チェーンに到着です。

空いているのかと思いきや、GoTo利用の客が多かったです。ヘッポコ工場長は、ポイントが切れてしまうため消化泊まりのためにやってきました。

チェックインを済ませ部屋へ。

いつも泊まっていた作りの部屋です。

ひとっ風呂浴びて夕食に出かけます。関東よりは日没が遅い感じでしたが、17時を過ぎるともう真っ暗になってます。

くるときも見かけましたが、個人店は結構臨時休業中でした。

密にならず、空いていそうなお店を探しココへ入ります。

当然、カツオをいただきますが、普通に食べてもおもしろくないので、塩カツオ丼を注文します。なかなかカツオを塩で食べる機会はないですから。

切り身に厚みがあり、ニンニクとネギの相性が抜群です。それを塩で頂くのは贅沢です。

コチラは心臓の唐揚げです。ままこ揚げと言うそうで、食感はコリコリ感があり、塩で味付けされているのでこのまま頂きます。高知ではカツオの部位は残すことなく、全て食べているようです。腸の唐揚げなんてのもありました。

-つづく-

2020冬四国・関西へ-その3-

土佐電の後免町駅に向かいます。駅舎はローソンの店舗となっていて、駅舎に土佐電が描かれています。左側がホームで土佐電が止まっています。

描かれた土佐電にはポンタ君も乗っています。この時点で13時過ぎで、とりあえず肉まんを買って空腹を満たします。

何形かは知りませんが、オリジナルカラーでした。

車止観察。車止標識は制定されていないようで、連結器の接触する部分にゴムシートのような物が緩衝材として設置されていました

線路はS字を描きながらホームに取り付いています。おそらくローソンの場所がかつてのホームだったのかと推測されます。

その先を覗くと車庫のような物が見えたので観察してみます。

車庫というか留置線で3線分あります。砕石で埋め尽くされていて枕木は見えなくなっています。

終端部分です。なにせ天気がよすぎて陰が思いっきり回ってしまってます。

土佐電を3駅ほど乗る予定でしたが、車庫の端っこまで来たら次の駅になってしまいました。

電車は15分間隔ほどなので、このまま目的地まで歩くことにします。

バスコレでしか見たことない土佐電バスいました。2人しかお客さん乗ってません。

電球式の路面電車併用交通信号機。東京都内のはコレもLEDになったのでしょうか。

沿線を観察しながら土讃線後免駅に到着。

ごめん駅。わざと平仮名なのは謝罪にかけているのでしょうか。

「ごめん」っと謝られて居るみたいです。気温が19度くらいあってとても暑かったです。

土讃線と土佐くろしお鉄道が分岐します。右の高架線が土佐くろしお鉄道です。

信号機はどう言う分け方か気になってみたら、ただ「奈」と標記があるだけでした。

土佐くろしお鉄道の車止。第2種に砂利盛りとかなり高規格の車止です。後免駅へは32‰で滑り込んでくるため、このくらい必要なのかもしれません。

上屋は将来的に電化したとき手間がかからないようにビームで上下線が結ばれていました。

普通列車は1時間に2本しかありません。しかも間隔が10分と50分という超アンバランスです。なので間に入る特急で高知駅へ向かうことにします。

券売機で自由席特急券を購入します。

反対方向の岡山行き南風18号がやってきました。アンパンマン号です。

未だにタイミングが悪く乗れていません。

乗車する南風9号がやってきまして、コチラは2700系の特急でした。

列車は3両編成、自由席はご覧の通りガラガラで次は終点高知駅です。わずか8分の乗車でした。

高知駅に到着しました。

高知駅は起点側終点側に留置線があります。起点側は給油設備がありました。

終点方にも1線だけ留置線がありました。

停止位置目標がものすごい数です。

-つづく-

2020冬四国・関西へ-その2-

9640形の列車がやってきました。普通安芸行きで、コレに乗り車庫のある安芸駅を目指します。

車内はこんな感じで、ワンマンかと思いきや女性の車掌さんが乗っていました。車内座席はロングとクロスが車体中央で分かれています。

一番前でかぶりつきます。交換待ちでした。

出発信号機が進行信号になり発車です。

オートマ車ですが変速ショックが大きく感じました。しばらく進むと遠方信号機が近づき、次が交換駅であることがわかります。進行を現示しています。

夜須(やす)駅が見えてきました。曲弦トラスの鉄橋とその先トンネルが見えていて、景色は見ていて飽きません。

2キロほどのトンネルを抜けると目の前に海が広がって見えます。

広大な土佐湾を横目に列車は進みます。

何カ所か交換駅を過ぎ再び遠方信号機が見えてきました。遠方減速です。

安芸駅と併設する車庫が見えてきました。この列車は安芸駅止まりで、この先は安芸駅始発の列車に接続して、奈半利駅まで行けます。ここまで30分ほどの乗車でした。

乗ってきた列車は、旅客の降車が終わると折り返し列車にはならず、入換信号機に従い入換開始です。

引上線に移動していきました。

検修設備には機械洗浄機もありました。

この駅も両線に出発信号機があります。何か違和感を感じました。

入換信号機識別標識が灯器ではなく描かれています。経費的な部分があると思いますが、最初から制定しなくてもよかったのでは、っと思ってしまいます。大人の事情があったのでしょう。

駅を出てみます。和風な駅舎です。

コチラは駅員さんも居る駅で、改札業務も行われていました。

「ぢばさん市場」なる産直コーナーが併設されています。皮肉なことに駐車場が併設されているため、ほぼ全員のお客さんが自動車でやってきています。

乗車券を購入しホームへ戻ります。コチラがさらに終点へ行く奈半利行きです。

奈半利行きと背中合わせで止まっている快速高知行きに乗ります。阪神タイガースの車両でした。

車内も阪神一色です。そういえば鉄コレが出ていたような。

クロスシートに座り、後免町駅を目指します。車窓からは津波避難用の建物が何カ所も目にとまりました。

快速運転だったため、30分ほどで後免町駅に到着しました。

土佐くろしお鉄道は高規格路線のため高架駅ばかりで、設備的にはちょっと物足りなかったです。

土佐電の駅を目指します。線路がS字状になっているのが見えました。

-つづく-