ミニチュアワンダーランドへ-その6・終-

楽しかった3泊5日も最終日となりました。以前、インドネシアに行ったとき緑茶が飲め無かった反省を踏まえ、今回は「お~いお茶」のティーバッグを持って行きましたが、なんと電気ポットがなくドイツブラウン社の豪華なコーヒーメーカーがあり今回も緑茶が飲めませんでした。
ちなみに、コーヒーはタダですが、水は1リットル約800円です。

さて、ホテルをチェックアウトし前日日本人ビジネスマンから聞いたSバーンの駅へ向かいます。駅前にはDBの建物がありました。

ハンマーブロークと言う駅です。待っているとDB474型でHVVというハンブルク地区ネットワークのロゴが入っている車体でした。

地図を見た際、広大な貨物駅が近くにあったようなので1駅だけ移動します。この橋の向こう側が貨物駅のようです。じっくり見てみたかったです。

現在8時15分ですがとても暗いです。目の前を海コン列車が通過していきました。

寒いのに暖かい飲み物がコーヒーしか無いのでトイレが近くなります。コチラはハンブルク中央駅のトイレでして1回約80円です。お金を入れると回転バーのロックが外れ入れる様になります。

今日は518キロの距離をICEにて移動をして空港へ向かいますが、まさに東京-新大阪間です。座席は予約してあるのですが乗り遅れることの無いよう早めに駅へ向かい写真を撮りましたがコレがアクシデントの元でした。
ハンブルク中央駅に到着し、写真を撮ります。メトロノームの車内です。

コチラもさわやかなカラーリングの列車ですが、なんだかわかりません。外は雨が降ってきたようです。

ホームでは優等列車の号数と編成表があります。いつか模型が欲しくなった時のためにホームで番線毎に編成表の写真を撮っておこうと思い各ホームへ。

しかし、編成表の写真を撮影するのに夢中になっていたら、なんと、予約していたICEが行ってしまいました!日本では新幹線を含め列車に乗り遅れたことなんか無いのに、初のドイツで乗り遅れるというこの緊張感の無さ。しかも、長距離移動であるため一瞬で冷や汗が出て、口からは心臓が飛び出しそうでした。
コチラが当初予約していた9時24分発のICE575号の指定席券。ドイツ入り2日目には予約を入れておきました。

ホームの時刻表を見ていると20分後にフランクフルト行きのICEがあったのでコレの自由席に飛び乗ろうかと思いましたが、経由が来た時と違う感じでして、とりあえず気持ちを落ち着けて窓口へ向かいます。あとから思い出したのですが前日ブレーメンへ行く時に乗ったICEでした。
窓口へ行くと20分後のより1時間後の方が、乗り換えはあるが早くフランクフルト空港へ行くとのことです。前回2回ともそうでしたが、DB窓口ではこちらの希望を伝えると、まず、旅行プランをロゴ入りで印刷してくれます。日本のみどりの窓口には無いサービスです。

っと、言うことで10時24分発のICE75号を提案してくれました。フランクフルト中央駅でICE720号に乗り換えですが、来た時とほぼ同じなので全く問題有りません。
一番上に書いてあるのは「旅行のご案内」的な意味です。コレを見ると普通乗車券だとファーストクラスの利用でフランクフルトまで約3万円なので新幹線よりは高いですがサービスは5つ星です。
用紙の真ん中辺に設備案内がありますが、75号ではボードレストランですが、720号はボードビストロとあります。何が違うのでしょうか・・・まぁ、喰いきれないのでこの際確認はしないことにしました。
しかし、フランクフルト中央駅14時00分着で10分後の乗り換え列車を提案してくるとは、DBが時間に自信のある証拠です。


で、取り直したICEの指定席券です。乗車券、特急券はそのまま有効なので指定席料金約750円が無駄になっただけで済みました。

今度は出発の15分以上前からホームで入線を待ちます。乗車して「ほっと」した頃、車内販売が回ってきたのでコーヒーを買いましたが、これまたDBのロゴ入り紙コップでコレは日本までお持ち帰りとなりました。

今回はリクエストしてませんが個室になりました。ただ、ヘッポコ工場長とおない歳くらい位の女性が先客でいまして「ココの指定券有るのでよろしいですか?」と聞いて入室するとにっこり笑って「どうぞ」っと。
ICEの車内には「Ihr Reiseplan」というのがあり「停車駅時刻と乗り換えのご案内」的な感じです、個室にはテーブルにおいてあります。コレには停車駅の到着時刻発車時刻と、そこから乗り換え可能な列車の発車時刻が事細かに書かれています。流石DB!

石油基地発見!

ヘッポコ工場長の気持ちを酌んでくれるかのように、ICE75号は快調に飛ばしてくれます。スイスチューリッヒ行きの国際列車でした。

雨のせいかちょっと遅れてフランクフルト中央駅に到着しましたが、無事にICE720号に乗り換えられました。

往路は在来線ホームからのドイツ入りでしたが、復路はICEホームの到着となりました。空港駅らしい近代的な作りです。

ICE空港駅のホームからターミナルはちょっと距離がありますが、フラフラと見学して歩きます。真っ黒なバスはリヤにワゴンを連結していました。このバスはなんだろう?

チェックインを済ませ、空港のロビーで最後のドイツ食を。やっぱデカイ・・・何という食べ物か分からないので、指をさして「コレください」っと。
まぁ、ヘッポコ工場長は食べ物に疎いので日本でも指をさしてますが。
「温める?」っと聞かれたと思ったので「はい」というと、どうも「焼く?」と言っていたようでした(^^;とりあえずデカイので切ってもらいました。

美味しかったです。

帰りは追い風に乗り20分ほど早く成田に到着しました。成田エクスプレスで帰宅。楽しかった3泊5日が終わりました。
帰路のICEはかなり冷や汗をかきましたが、無事に帰ってこれました。これが1日に2本とかしか無い列車だと、完全にアウトでしたが、このどっきりも旅の思い出です。見るモノ聞くモノ嗅ぐモノ全て新鮮でとても充実した日々を送り、ヘッポコ工場長のちょっと早めの冬休みは終わってしまいました。
模型に反映させないと・・・
長々とご笑覧ありがとうございました。

“ミニチュアワンダーランドへ-その6・終-” への10件の返信

  1. おはようございます~
    楽しかった様子が文面から溢れてますね♪
    ひとりで海外とか絶対無理なので羨ましいです~
    で、個室で同席だったお姉ちゃんとのその後に期待しても良いですか?(笑)

    1. >西武まにあさん
      ご無沙汰しています。
      いやぁ、楽しかったですよ!模型先進国だけのことはあります。
      そして鉄道が趣味であるステータスが高い国です。
      私も一人海外は初めてですが、なんとかなりました(^^;
      お姉ちゃんって程ではありませんが、途中の駅で降りていきました。
      ご期待に添えずすみません(爆)

  2. 圧倒されまくりのレポート、楽しかったです。
    ミニチュアの画像を見た後に、実物の駐車場を見ても、一瞬ミニチュアだと思ってしました。
    それにしても、海外に行っても貨物列車に目が行ってしまう辺り、ヘッポコ先生の拘りを感じますね~。

    1. >椋岡成美さん
      写真の撮り方によっては実物に見えちゃいますよ。
      アイデアを含めかなり勉強になりました。
      んー、悲しいですね。どうしても配線と貨物に目が行ってしまいますが、また機会があれば行ってみたい国です。

  3. こんにちわ
    MAERSKコンテナとKLINEコンテナを積んでいる貨車
    どう見ても『コキ200にしか見えない』んですけど(笑)
    日本と違い鉄道趣味が成熟しているだけのことはあるようです
    記念Suica如きに暴動寸前の我が国とは大違いですね
    鉄道趣味とは
    本来『ポケモン集め&切手集め』の代替えではないんですけど…

    1. >南栗橋車両管理区荒川支所さん
      コンテナ貨車はブレブレなんですが2車両ずつの連接車体になっているんです。とはいえ海コンはどこでも走ってるんですね。
      Suicaは大変な事になってましたね。趣味に限らず、ドイツはなんとなくのんびりとした時間が流れていました。

  4. アクティブな方であることは重々承知しておりましたが、とうとう海外まで足を延ばされるようになりましたか。
    英語ですら会話にならない当方からは羨望の眼差しです。
    毎回、更新を楽しませていただきました。
    ワンダーランドの素晴らしさもヒシヒシと・・・
    次回は是非、ガーラットの実車なぞ求めてアフリカとか東南アジアとかを・・・
    勝手に期待しております。

    1. >僕鉄さん
      海外と言っても今回は模型がメインなのでなんとかがんばって行ってきました。ワンダーランドは最高でした。
      アフリカ、東南アジアですか。模型屋があれば行ってみたいです(^^;

  5. お帰りなさいませ。
    最後まで楽しく拝見いたしました。
    模型先進国ドイツ良いですね(^-^)
    ドイツの模型、鉄道や食べ物見ることができて感激です。
    帰国後早速食べたのは松屋の定食ですか?

    1. >マーボー堂師匠
      長々とご覧頂きありがとうございました。
      ドイツ行って2日目くらいからカレーライスが無性に食べたくなり、帰国後すぐカレーライスを食べました。松屋はきっと、日本食に飽きた時に食べたくなる食べ物だったんです。

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