路モジは随分間があきましたが、結局中耕地3号踏切の形状につい
てはよく分からず・・・というかキチンと調べてる暇もないので、「概ね」
の形状で作業を再開することにしました。
GMの踏切警報機ですが、打ちすぎて型が悪いのかバリが酷すぎま
す。方向指示器を撤去し、閃光灯を縦2列に改造するので、ニコイチ
になります。
駅の周りに広がる畑については、ドイツブッシュ社のズバリそのもの
「畑」を使用します。段ボールにパウダーを撒いただけの製品の様で
すが、見た目がなかなか良かったので採用です。
ホーム部分と上家部分は溶きパテを塗布して、もう少し整形してから
塗装に入ります。
今世紀初
昨日も18切符で出歩いてきました。目的はあったのですが、ここ最
近というか、21世紀になってから乗っていない東北本線大宮以北の
東京近郊区間を寄り道として、早朝の上野駅へ。
毎回G車ですがせっかくなので211系の平屋に乗りたいと思ってまし
たがやってきたのはE231系の普通宇都宮行きでした。
▲行き先は緑色なんですねぇ・・・
毎回G車なのは別に見栄を張っているわけではなく、車窓からカメラ
構えてるのと、せっかくなのでゆっくり座って景色を楽しみたいといの
があります。
まずは小山へ。早速なんだか訳も分からず、「特急 おはようとちぎ」
が来るのでカメラを構えると湘南185系でした。この名称の特急は昨
日初めて知りました・・・
▲おはようライナーではなく特急!右が切れた(-_-;
この向こう側には宇都宮工臨のPF+ホキがいましたが、発車時間ま
で待っていると両毛線が座れなくなるので、またの機会にチャレンジと
いうことで両毛線乗り場へ。
115系の4連が停車中♪半自動ドアモードを手で開けて車内へはい
ると、発車までまだ30分程あるのに、もう既に全ボックスは2~3人程
度座ってます。げっ!と思いつつ近くの座席に着席・・・しかし、東北線
の下りが到着するとみんな降りて行きました・・・外が3℃くらいしかな
いので皆さん車内で暖をとっていた様でした!
待ちくたびれながら漸く発車!両毛線は90~80km/hで常に走行し、
またまたMT54の快適な唸りを聞きながら新前橋へ。ここで下り吾妻
線を1時間ほど待つ事に・・・
でもここ新前橋は車庫があり特急や在来線の分割併合を行っていた
ので、作業を見ていると時間はあっと言う間に経ちました。
▲特急「草津」と「水上」の分割作業
115系は自動解結装置などは無いため電纜をいちいち取り外してま
す。湘南色の分割併合作業を見てると昔の東海道線平塚、国府津を
思い出しました。185系は今でも熱海でやってますが・・・
▲115系は分割併合が面倒だから職員さんに評判悪かったりして・・・
▲冬の風物詩!
▲車庫の中には何か止まってましたが、コレがなんだかは知らず・・・
さて、やってきた吾妻線も115系♪コレに乗り今回の目的小野上駅へ。
渋川までは90km/h程度で心地よく走行してましたが、吾妻線内に入
ると勾配がキツイせいか80km/hで惰行に・・・ぐんぐんと速度が落ち
ていきます・・・やがてお目当ての小野上駅に到着です。
▲4連と3連がいるようでした
目的は小野上工臨の砕石採取場を見るためでして、構内にはホキホ
キホキ・・・♪工臨運転日に来たいと思いつつ、今月も含め運転日がた
いてい仕事でなかなか実現出来ず、仕方なく事前偵察に来ました。
▲左側が砕石の積み込み線
旭石材工業という会社が採取権を持っている様で、初狩の甲州砕石と
違い脇に道路があるのでこちらは採取場の近くまで行けました。
▲山の迫力がスゴイです.火薬使用もあるとの事!
山砕石採取場のモジュールなんかもいいなぁ、っと思う駅構内です。
この他ホーム側にもホキが停車していて、1日で空車→積車の作業
がある時は機回し線のところで積み込むようです。
沢山のホキを見てお腹いっぱいになったヘッポコですが、帰りも高崎
行きの吾妻線115系に乗り、高崎で小田原行き湘南新宿ラインに乗
り換え大船駅へ。その後意味もなく横須賀線に乗り換え、逗子からま
たまた上り湘南新宿ラインに乗り帰宅となりました。
今回の18切符は会社のマニア仲間に「赤切符が欲しい~」と念仏を
唱えていましたら、先輩が中国勝山駅発行の赤切符を調達してきてく
れまして、どちらかというと切符が欲しいための18切符旅行で最初か
ら消化試合モードした。
小野上も赤切符も今世紀初でした♪
▲あとの1回は知人M氏が使用
未成線
最近、無くなるモノばかり目につきますし、無くなるから記録に残そう
と出歩きますが、無くなるモノばかりでは悲しいのでこれから未来輝
かしいものを少しご紹介。これからのモノと言ってもE233の東海道
仕様とかはあまり詳しくないので、未成線のお話です。
このブログをはじめた頃にも書きましたが、最初は京急から。
久里浜線は堀ノ内から延伸を続け、現在は三崎口まで到達してます
がこの先油壺、三崎港まで延ばす予定は京急ファンにとってはイロハ
のイです。延伸については用地買収などの問題で、油壺~三崎港間
は30年程前に計画を断念。三崎口~油壺間も一旦免許を取り下げ
てますが、延伸の意志はある様で時期を見てからの着工とのことで、
延伸工事は当分先になりそうです。
▲過走余裕距離も無く,ホーム終端で線路も終わってます
ホームの終端部分には車止めが設けられ、その先国道部分は「初声
隧道」という箱形隧道になっていて延伸準備は行われてます。隧道の
先は切り土が続き三戸変電所が設置されている脇、50m程で路盤は
終わってます。
▲軌道延長より電車線亘長の方が長くなってます
続いて京急の反対側、北総、京成が2種で乗り入れている成田新高
速鉄道の印旛日本医大の延伸部分。こちらは土木工事が宴たけなわ
といった感じで、成田空港まで3年後の開業に向けて工事が行われ
ています。
この路線は千葉ニュータウンの入居状況が芳しくないため、計画が二
転三転してますが漸く成田空港への延伸工事がはじまりました。
▲右の2線は引上線で,本線はその両外側になります.
この辺りは新線計画の宝庫というか、計画遺構がかなり残ってます。
北総線の小室~千葉ニュータウン中央までは特に用地遺構が多く、
成田新幹線と都営新宿線の延伸となる千葉県営鉄道そして、国道が
開通する予定だったので、だだっ広い空き地の用地幅が100mくら
いある所も存在します。こちらの路線が空港まで開通するとスカイラ
イナーは、こちら経由になる予定です。
▲成田空港までの工事が始まりました.線路の両脇は国道464号の
バイパスが併せて工事されます.
次は、もう一つの京成というか京成になった元千葉急行電鉄ちはら台
です。この先は小湊鉄道の海士有木までの延伸計画ですが、この計
画は元々小湊鉄道が免許を取得してました。千葉急行の設立など紆
余曲折を経て現在は京成が免許を保有というのも京成ファンにはイロ
ハのイ。
現在の千原線は千葉線の延長的な意味合いになり、単線ですが用地、
駅構造物などは複線対応です。
▲この先の用地も複線分用意されてます
駅から先の線路についてはちはら台まで単線のため、異常時なども
含め故障車や増発車等を留置出来る様、1編成分の有効長が用意さ
れてます。その先は150m程路盤が出来ていて、延伸やる気満々の
様ですが、沿線の開発に併せて延伸を行うので先はまだまだ長そう
です。
▲延伸されても軌間も違うし小湊のディーゼルが乗り入れてくる事
は無いと思います
最後は、またまた京成が出資している成田の芝山鉄道です。この路
線の経緯は特殊というかご褒美的に出来たモノで、芝山町が成田空
港の建設に際し協力をしたためその見返りに建設された鉄道です。
これも京成ファンならイロハのイ。
芝山町の中心部まではまだまだ距離がありますが、空港施設の外れ
部分にとりあえず1駅目を設置した状態です。2キロ強の路線の半分
は、空港施設の下を通る木の根トンネルとなっていて、このトンネルも
空港施設の自動車トンネルと一体構造で同時施工で建設されてます。
▲駅の脇は空港施設です
ホームの先端から15m程で線路は終わってますが、高架橋構造での
車止めはJRの規程なら第4種の緩衝装置付き車止めになります。芝
山鉄道はこの先九十九里までの延伸計画があるため、そんなゴツイ
物を設置すると延伸工事の時邪魔になりそうです。
▲右カーブする道路に沿って鉄道用地がいくらか用意されてます
▲芝山千代田の駅前にある看板
▲横芝光町の国道沿いにある看板
高架の端部はPC桁構造になってますが、橋脚部分には更に別の桁
が載せられる構造になっていて、こちらも延伸やる気満々というか延
伸時に少しでも工費を抑えられる様になってます。
▲将来的にも需要は単線構造で十分なのでしょうか・・・
家を買うのに「あと○年すると○○線がやってくるから今が買い時です
よ!」と悪徳で無くても煽ってくる不動産屋はたくさんあります。それに
乗せられて買ったはいいけど鉄道がいっこうに来る気配はナシ!等と
いう話しも良く聞きます。特に印旛日本医大から先は成田ニュータウン
もあり家を買った人は鉄道の開通を今か今かと待ってます。
三木鉄道なんかも春で廃止ですが、逆に鉄道の開通を待ってる地域は
イッパイあります。未成線が完成するといつも大喜びのヘッポコですが、
それ以上に地元の方々は鉄道の延伸に期待「大」のようです。
なんか、長いブログになってしまいましたのでこの辺で。ここまで読
んでいただきありがとうございました。